D4DJ 鬼滅の刃 ツイステ JUJUcosplayコスプレ衣装専門店

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

ご所望の品物

2021-01-21 10:56:42 | D4DJ

「なーなーD4DJ  青柳 椿 コスプレ衣装


、緋彩! ひーいーろー! まだか? まだなのか?」
「はいはい。もう少しだから待ってて?」
 日曜日の昼下がり。私は調理器具を洗いながら再三の催促を受け流していた。これが取り立てとかそういうものじゃないからいいけれど……なんて思っていたけど、やっぱり落ち着かない。
「渚、落ち着いて」
「無理だ! だってアタシの長年の夢が叶うんだぞ!? こんなの落ち着いてらんねーよ……!」
「それは分かってるわよ、もう77回は聞いたわ」
 ソファに腰掛けて足をジタバタさせる渚を微笑ましげに見守る葵依くん。そしてその隣を死守しつつもはしゃぐ子供を嗜めるような言い分は椿ちゃん。私の大切な燐舞曲の『仲間』たちが、私の家のリビングではしゃいでる姿を見るのはとっても嬉しかったから、その意味で渚には感謝したいと思う。D4DJ 山手響子 コスプレ衣装
 自分ではなんともし難い大人っぽい雰囲気のおかげか、高校時代はなかなか人が寄り付かなかったけれど、今こうやって楽しい時間を過ごすための貯金なのかな、なんて思ったり。
 それに、こういうことができるくらいにお料理を趣味にしてたことも、今になってアドバンテージになっているのかしらね。
「……そろそろかしらね?」
「!!」
 私のつぶやきにすぐに反応する渚。分かりやすくサイドアップが、仔犬のしっぽみたいにふるふると揺れてる。きっと小刻みに身体も揺らしてるんでしょうね。さっきから葵依くんのくつくつした笑い声も聞こえてくる。
「さぁ、できたわよ!」
 渚のご所望の品物がテーブルに出た瞬間、みんなが息を呑むのが聞こえた。
「す、すっげぇ! すっげぇ! なんだこれ!」
 ただ一人、渚だけを除いて。
 目をいっぱいに見開いて、ペールカラーのバケツを見つめて中身を想像してるんだと思う。あなたのために頑張った力作なのよ。それくらいじゃ足りないわ。D4DJ 矢野緋彩 コスプレ衣装


 

スクフェスAC μ's 「Wonder zone」 キャットツインテール

2021-01-19 10:24:43 | ラブライブ

帰宅ツインテール 東條希 コスプレ衣装


 


 

すると、さっきまで梨子ちゃんがいた卓の後片付けを始める。中身どころか、すっかり氷まで溶けきってしまったグラスには、もはやカケラすら残ってなかった。
 それを視認したと同時に、私は一瞬にして目の前が真っ暗になってしまった。
「ーーん」
次に目醒めた時には既に、周囲は夕闇に包まれていた。カーテンも閉めず、室内灯すら点けてない室内には、いつもと変わりない、狩野川のせせらぐ音と、少しばかり鈴虫のオーケストラが一帯に流れていた。
「いけない……今何時だろう。片付けなきゃ……」
立ち上がり、覚束無い足取りでフラフラと卓に寄っていく。今日は家族は、帰ってこない。東京の方まで法事で出かけていて近くのビジホで一泊してから帰る予定だからだ。
 だから私は今日は一人でおうちでお留守番だった。家事も、料理も、お掃除も。全部一人でやらなきゃいけない。
「がんば……らなくちゃ……!」
幸い、グラスは既にさっき持ってきたお盆に載せてある。あとは台所まで持っていくだけだった。洗うのは明日の朝にしよう。
 そう、持っていくだけ。楽器編 西木野真姫 コス衣装
だけど、今の私の場合。それだけであっても危険な状態にあった。
 連日の猛暑の中での水泳部とスクールアイドル部の疲労が祟ってか。幾ら水分補給したり小休止を入れても体調を取り戻すことが困難だった。
 加えて……。
『ーーごめんね曜。この前の練習のときにこの衣装の右肩の部分、少し裂けちゃったみたいでさ……修繕をお願いしてもいいかな?』
『果南ちゃんの為ならいくらでも直しちゃうよ〜! ついでにサイズも少し合わなかったのかな。少し手直ししておくね』
『ありがとう、助かるよ。今度何か奢るからね!』穂乃果 フラワーブーケ コス衣装


 


 


ツインテール 東條希 コスプレ衣装

2021-01-15 10:47:58 | ラブライブ

・希さんツインテール 東條希 コスプレ衣装


スピリチュアル系長女。自覚的シスコン。
三姉妹、かつμ'sのお母さん。白百合さん家の家事の要。
かつては闘病のため姉妹と離れ関西ほか各地を行ったり来たり。後期は田舎の祖父母の家に身を寄せていた。実家に戻ってからは妹不足の反動でシスコンを全く隠さない。妹の前ではいい恰好したがる。

・海未ちゃん
武道家系次女。無自覚シスコン。
三姉妹、かつμ'sの舵取り役。上にも下にも超過保護。園田海未 フラワーブーケ コス衣装
幼少期は非常に憶病だったが、長女が家を離れたことで自立心が生まれる。しかし"模範の姉"となろうとしたことで、それを疎んだ三女と一時期折り合いが悪くなっていた。本人にとっては黒歴史。

・凛ちゃん
にゃんこ系三女。潜在的シスコン。
三姉妹、かつμ'sの妹。毒舌。実は思考が一番乙女。
優等生かつポテンシャルの高い次女に劣等感と尊敬を抱いている。好きかと聞かれたら嫌いじゃないよって答える。一方おおらかかつ適度に適当な長女には素直に甘えるため次女としては非常に複雑。矢澤にこ フラワーブーケ コス衣装


 

身に纏う衣服も何時もと同じ軍服。軍服。

2021-01-14 10:35:52 | ヒプマイ

理鶯ヒプマイ 碧棺左馬刻 コス衣装


 

の胸に僅かな不安が沸き上がる。
理鶯は元軍人。軍人は夜に作戦行動を取る事も有る。無論暗視スコープ装着が基本だが、それが無い場合を想定した訓練も行われる。故に理鶯は常人に比べれば、多少ではあるが夜目は利く。
しかし。
今は何も見えない。何も。自分の手元すら見えなかった。
そして、その不安が見透かされたかの様に。突然、理鶯の周りが明るくなった。
「ッ!?」
突然の光に一瞬目が眩む。しかし直ぐに目を閉じ片手で覆い、更に身を伏せて攻撃に備える。目に対するダメージは最小限に抑えた。
その時に初めて、理鶯は自身の手を認識した。そのまま自身の状態を確認する。
四肢欠損無し。手足の指先まで神経が通り、筋繊維も正常に伸縮する事を確認。
五感。視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚全て正常。
身体の損傷。傷や麻痺等不具合無し。
全て通常通り。オールクリア。
身に纏う衣服も何時もと同じ軍服。背中には愛用のライフルの重みが確かにあった。普段と全く同じ。
だが、油断は出来ない。それでも辺りを警戒しながら理鶯は小さく息を吐く。
その時。ヒプマイ 四十物十四 コス衣装
『愚かなる男よ』
「誰だ?」
理鶯は静かに、しかし鋭く誰何の声を上げた。だが一切の返答は無かった。
女の声。何処かで聞いたようにも思えるし、逆に聞いた事のないものにも思える。感情を一切排除した、無機質な女の声。
「………」
理鶯は最大限の警戒をしつつ立ち上がる。すると、自身を照らす光が僅かに弱くなった。
その代わり、理鶯の前方に光が当てられた。まるでスポットライトがその辺りを照らす様に。
理鶯の視界に入ったのは法廷だった。裁判官席に人影が一つ。しかしそこに光が当たっていないのか顔や細かい特徴は見えない。理鶯にはその人影を知っている様にも、初対面な様にも感じられた。
『過去に固執し、現在を受け入れず、未来へ進まない。その様は愚かとしか言い様がない』
「………」
理鶯は“裁判官”を鋭く睨み付けた。
声は確かに視線の先の“裁判官”から発せられていた。ヒプマイ 波羅夷空却 コスプレ衣装
『お前が過去に固執するならば、お前の知る多くの命が喪われるだろう。その覚悟は出来ているのか?』
声の直後、法廷を照らす光は消えた。次に光が照らされた時。


熱い視線

2021-01-13 10:33:45 | ラブライブ

咄嗟妖精の国編 星空凛 コスプレ衣装の言い訳だけど、嘘は言ってないよ、うん。
「ああ、ライブが近いからね。熱心なのはいいけれど、根を詰めすぎてはダメよ?」
「大丈夫、無理せずやってるから」
「ならよろしい」
ほっ、なんとか誤魔化せたみたい。
足に見惚れていたこと、気付かれてないよね。
「でも、それにしては、マリーの足ばかりをじーっと見ていたようだけど」
…はい、しっかりバレてました。
「自分では普段通りだと思うけど、何か気になるところでもあったかしら?」
どうしよう、これはまずいよ。鞠莉ちゃん相手に、これ以上はぐらかせそうもないし…
「えっと…ごめんね。実はニーハイを見てたんだ」
ええい、正直に言ってしまえ。
「ニーハイを?」


「うん。今日って『いいニーハイの日』なんだって。11月28日で」黒澤ダイヤ ファンクション・ロック コス衣装


「11月28日…ああ、いい、ニーハイ、語呂合わせってこと?」
「そうみたい。それで、鞠莉ちゃんがニーハイをよく履いてるから、気になっちゃって」
「なるほど。熱い視線の理由はそれってわけね」
あ、熱い視線って。私、そんな目してた…?
「ま、まあ。それにね、最近寒くなってきたから、ニーハイってどうなんだろうって興味があって」
「確かに、今週に入って気温がぐっと下がったし、寒がりの曜にとっては辛い季節よね」
「実際、履いてるとあったかい?」
「ええ。これのおかげで、冷え切った室内も、冷たい風もへっちゃらよ」
「そっか、やっぱそうなんだねー」
どうやら上手い具合に話題が移ってくれたみたい。寒いのは好きじゃないけど、今回ばかりは感謝だね。
「曜もちゃんと暖かくしなきゃダメよ、体の冷えは万病のもとデース」
「わかってるって。大事な時期に風邪なんてひいてられないからね」
「そういうこと。それじゃ、また学校でね」
「うん、またね!」
鞠莉ちゃんはウインクを残して、果南ちゃんとダイヤさんのところへ駆け寄っていく。
「…ニーハイ、かぁ」松浦果南 ファンクション・ロック コス衣装
その後ろ姿を見送りながら、やっぱり鞠莉ちゃんの足に釘付けになっている自分がいた。