震度５強の一日

びっくりしました！

雷の音がすごくて目が覚めました。
しばらく
「雷怖いなぁ・・・」
と思っていると、揺れました

一瞬布団を押さえるほどの揺れを感じました。
が、そのすぐ後、夫が
「大きいよ！！！」
と叫ぶと飛び起きました。

私もつられて飛び起き、一応寝ていた部屋の掃き出し窓を
全開にしました。それから玄関の吹き抜けの照明の安全を確認して
リビングに移動、掃き出し窓をここも開けました。
この時まだ少し揺れていたと思います。

飛び起きた夫は、２階の子ども部屋に直行していたようです。
娘二人とリビングに下りてきました。
普段頼りにならない夫の意外な行動にちょっと感動しました。

テレビで震源が駿河湾とわかりましたが、
東海地震じゃないような気がしました。
夫と子どもは少しして二度寝をしてました。

家の被害は、数個の物が落ちた程度です。
不思議だったのは、空いたペットボトルを逆さに
立てておいたのですが、それはそのまま立ってました。

この地震が東海地震を引き起こしたら・・・と思うと
とっても怖かったです。揺れ自体は、大きく揺れたのは
短い時間だったのと、途中から動いていたのとで
あんまり怖いとは感じなかったんですが・・・

そして私の心にもう１つよぎったことは
「これで旅館の夏は終わった・・・」

この日は旅館の仕事の日でした。
午後から出勤すると、案の定キャンセルがかなり
入っていました。職場にいる間も、被害状況の問い合わせの
電話やメールの対応に追われました。

途中、社長がやってきました。
「本当に嫌味な地震だよ」
地震に嫌味も何もないと思うのですが、
かきいれ時のこの時期に何も来なくても・・・
観光に携わる者なら誰もが思うことです。

「○○（近所の旅館）の社長なんてうつ病になりそうって
言ってたよ。今日の予約だけで１０件キャンセルだって」
とのことでした。

社「何か特別プランを考えないといけないかもね・・・」
私「地震が来たら、宿泊料金半額キャッシュバックとか？」
社「おー、いいねぇ」
私「でも、私は絶対申し込みませんけどね・・・」
冗談とも本気ともつかぬ会話をしてました。

あいつぐ問い合わせの電話には
「当館の近くは被害は出ておりません」
と答えました。本当にそうなんです。
仕事に行く前立ち寄ったＪＡもマックも本屋も
何事もなかったように営業してました。

でも・・・旅館の貸切風呂にひいている源泉が
にごり湯になってしまったんです
普段は透明なんですけどね・・・

「期間限定！！貸切風呂にてにごり湯サービス中」とか？
でも多分にごり湯の原因はパイプの破損か何か・・
ＪＡＲＯに通報ですね

こうしてＰＣしたりテレビを見たりしていると、
朝驚いたことなんて忘れてしまいそうです。
このまま平穏な毎日に戻るといいな。

そして、東海地震はあと６０年位来ないで～