思わぬ落とし穴

５月になって、

今の教室ではなく別の場所で「ひっそり教室」をやってみよう、

どうなるかわかんないけど、とりあえずやってみる！

となりました。

 

簡単に言うと「出たとこ勝負」です。

 

それに先立ち、

インターネットを繋ぐための「何か」の契約に出かけました。

複数のＰＣを繋ぐことになるので、

通信制限がない、もしくはゆるい物がいい。

何がいいか電気屋さんへ行って相談しました。

 

電気屋の店員さん、ひっそり教室の辺りで使える

そういう物を調べてくれたのですが

「えええ？」

とすっとんきょうな叫びをあげるじゃないですか…

 

「山間部ならともかく、平地で？？？」

「なんで？」

更に他社のそういう物を調べて

「あ～、これも…」

 

そして一つの結論に達していました。

「この建物と、この建物の狭間にある建物なので

結界が張られている…」

その二つは、タイプは違えども

両方とも強力な電波を発しているんだそうです。

 

その見立てが正しいのかどうかはわからないのだけれど

サービスエリア判定をしてみると

地図の縮尺が小さい時にはピンク（対応）なのだけど

縮尺を大きくしていくとピンクの間に

ピンポイントでぽっかり白（使えない）が…

その場所に限りなく近い…

 

「いや～、こんな場所があるとは…」

と、店員さんしみじみしてました。

 

そして困ったのが私。

ネットが使えないパソコン講座とか無理だし。

 

でも、初回はみなさんにお知らせしてしまったので

ネットを使わない内容でやることにしました。

 

当日のこと、

ひっそり教室をお借りした建物内には

Wifiが飛んでいるのでなんとかつながらないか…

試してみましたが

ひっそり教室の場所は隅っこなので

電波も弱々しく、入り口を開ければなんとか

でも閉めるとキレちゃう、そんな感じでした。

 

このネットの結界の話を、

ひっそり教室をお貸し頂いた会社の方に話したら

皆さん大爆笑。

 

そのうちの一人は

「社長に頼んで、会社のＷｉ-Ｆｉ使わせてもらえばいいのに…」

とアドバイスしてくださいましたが、

さすがに、他社のＷｉ-Ｆｉに何人もってのもご迷惑では…

（しかも業務中、しかも弱い…）

  

そして、それ以上に問題なことが…

私とアシスタント二人で、

この人数の高齢者に指導するのは、本当に無理。

私たちの負担も大きく

受講の皆さんの満足度も低下してしまう感じでした。

ネットも困ったけど、こっちも大問題。

 

その後、アシスタントと相談して

１つにまとめるのではなくて

２つに分けてやることにしました。

２つだったら、今の教室にも入れる人数。

結局、出戻ることとなりました。

 教室なら、ネットにもつながるしね…

 

私は普段どちらかと言うと、出たとこ勝負はしない方なんです。

そんな私が果敢に挑戦した出たとこ勝負ですが、

今回はあっさりと敗北を認めております。

敵が何なのかはわかりませんが。

 

それでも、やらないとわからなかったことが、わかってよかったです。

バラバラな時間帯で講座をやっていたのを

２つにまとめることができて、それもよかったです。

 

今回、一歩進んで二歩下がる的な感じですが

大股の一歩と、小股の二歩ってことで

トータル的には前進しているはず！