ずっと前より、パソコン教室をこのまま続けていいのか
ということで悩んでいました。
どう悩んでいたかはこちらを↓
https://blog.goo.ne.jp/chabonosuke/e/2823908084f4252e5d2809f814860d7e
今の教室を借りるのをやめて、
時間で場所を借りて、こじんまりと既存の生徒さんのみ
指導しようと決めたのですが
父のことで気力をガリガリに削られて
実際の行動に出ることができませんでした。
そして年明け、
なぜか問い合わせ多数(当教室比)。
しばらくはその対応に追われ、縮小については先送りにしてました。
2月末になって、新しく受講してくれた皆さんの
目途が立ちました。
同じころ、
長年受講してくれていた方が
「家庭菜園が忙しいので2ヶ月お休みする」とのこと。
個人レッスンの方は、目的が達成すればそれで終わりですが
グループレッスンの方は、明確な終わりがありません。
そのシステムがいけないんだと思うのですが
「しばらくお休み=辞める」と言う方が多いです。
だから、この方も辞めちゃうのかな、なんて感じました。
理由が家庭菜園ですしね。
そしてその二日後、
他の長年の受講生からのお電話がありました。
「今日は休みます。
3月と4月も行けません」
それだけ言うと切れてしまいました。
あら~この方も辞めちゃうのかな…
でも、もう少し何か言ってくれてもいいんじゃないかな。
辞めるのは構わないけど、これはさみしいな。
そう思った瞬間、決意しました。
教室を縮小しよう!今がその時だ!!
急いで大家さんのところへ行って
借りている教室をお返しする旨伝えました。
大家さんは非常に残念がってくださり
「細々とでもいいので、続けては?」
とおっしゃってくださいました。
私の気がかりの一つ
「駅前の物件を非常に安価で借りている」
この件も、全く気にしなくていいとおっしゃってくれました。
そのように言っていただけることに感謝をし
もう少し考えます、と言ってその場を辞しました。
でも、その時の私はいつもの私ではありませんでした。
その後すぐの授業の方々にも、教室縮小の話をしました。
場所は変わるが、ご希望の方がいる限り指導は続ける、
大家さんの恩情に流されそうになるところを
公表することでふんばりました。
その場にいた方は
「駐車場が停めやすければ、場所はどこでも…」
みたいな感じでした。
「何曜日にやるの?」
「それはこれからです」
みたいな会話をしていたところ
「今日はお休み」と連絡して来た方がやってきました。
なんと、骨折をして病院の帰りだと言うんです。
骨折箇所も手なので、キーボード打てないし…
これが3月4月のお休みの理由でした。
電話が短かったのも、お金がなかった
(携帯を持っていない方なので、公衆電話からかけてた)。
ええと、「やめちゃう?」って言うのは単なる私の早とちりでした。
その方は
「これるようになったら、なるべく早く復帰します~」
と言って帰って行きました。
自分の早とちりが、
ぐずぐずと悩んでいた自分の背中を押しました。
まあ、でも、
この4年間で、自分の器の大きさを知りました。
自分に営業センスがないことも、よ~くわかりました。
そして何より「何が何でも繁盛させたい」と言う
意気込みが甚だしく欠如しています。
縮小は必然だとは思うんですが
そのきっかけが早とちりは…
やっぱり恰好が悪いですね。
規模が小さくなっても、生徒さんとchabonosukeさんのために、黒字運営ができるといいなぁ。
またそれは別途報告します。
ぽんきちさんは「優しすぎる」と表現してくれたけど
多分八方美人なだけなんだよ。
「細々とでもやって欲しい」
大家さんの切なる願いに、心がぶるぶる震えております。