受験生の夏休み★高校見学

むしむし、中３です。
受験生です。

自分の中３の時を思い出そうとしても思い出せません。
でも受験勉強をしていなかったのは確かです。

昔は、内申点が重要だった上、塾もまだ我が家の近所では
一般的でなく、普段の勉強をコツコツやるだけで
労せず志望校に入れました。

だけど今は内申点に加え、試験の成績の比重もかなりあるらしく、
受験当日の失敗が不合格の原因になるらしい。
加えて、塾で「テスト対策」を学んだ子がいい成績を
とるようになって、そのあたりを学んだほうがいいらしい。
そんな話を聞きました。

そして昔になくって、今あるのが学校見学。
近くの学校は友達同士で見に行くようですが、
今日は高専だったので、一緒に行きました。

行ってびっくり。
お父さんの参加率が多い。
普段の学校行事の比ではない。
お夫婦での参加も多数でしたが、
父さんと子どもの組み合わせもたくさんでした。
多分高専だからでしょう・・・

校内では学生が駐車場係から学校案内、
体験実験の呼び込みと大活躍していました。
そして中学生は、参観日ではみたこともない
真剣な様子で見聞きしていました。

ふと
「ここにあるのは未来だけ」
そんな言葉が浮かびました。

自分で思い浮かんでいて、感動して涙がうるっと
してしまいました・・・

保護者向け進路説明会にも出ました。
学費（私立高校並み）や成績の話のあたりでは
また違った意味で涙がうるっとしました。

そしてこのご時勢で求人倍率が２４倍だったとか
大学への編入学とか、勉強について行きさえずれば
輝く未来が待っていそうでした。

ここに本当にむしむしが入ったら、
私の親としての役割はほとんど終わってしまう
（残るのは金策だけ？）

その思いが心に浮かんだ時には、
涙がうるっどころか、危うく泣き出しそうになりました。

進学の説明で泣く人もまずいないので、
頑張って踏みとどまりましたが、
その後油断するとその考えが心に浮かんで危なかったです。

むしむしはその間生徒向けの説明会に出て、
遠くの中学に通う女の子と友達になっていました。

「まじ、楽しそう！！すごく勉強しなきゃって気持ちになった」
と、前向きな様子でした。

帰って夫に話すと、夫は必要経費に暗い顔をしていました
（←元々すごくケチな上、いろいろ不安材料があるらしい）。
「だけど、受かったら借金してでも入れてあげないとね」
とつぶやいてました。

するとふくふくが、
「おばあちゃんにお金もらうの？」
と鋭い一言。ふくふくの一言がなければ、
いい話で終われそうだったのに・・・

おまけ
「一家に一枚元素周期表」と書かれた元素周期表を
もらってきました。なぜかふくふくがすごく気に入って、
「壁に貼る」と言って聞きません。「元素って何？」
な小６ですが、何が心を捉えたんでしょう？