編みはじめました
この軸組(骨組み)は天井裏になることなく
仕上げとして部屋の中にあらわしになります
10日、11日は建て方でした。
日柄も大事ですが、作業をする側としては天候も大事です。
雨が降っては作業もやりにくいし、危険も伴い、状況によっては日程変更(順延)も
しなければなりません
10日は途中から雨が降ってきましたが、本降りでもなくなんとか作業はできました。
11日は動けば少し汗ばみましたがちょうど良い気候でした
準備はできました。
材料を運び、足場も組んで、クレーンも段取りし…、応援の大工さんにも連絡して…、弁当も頼み…。
でも、いつもと気持ちが違います、良い意味で違います
それは施主様のせいでもあり、うちの会社の雰囲気でもあり…
建前の前日の今日、午後5時前積み込み準備がおわり、作業場(会社)の休憩所で
自分を含めて4人でミーティング…、その中に新人が居る、このような光景がいままでに
ありませんでした…。緊張している新人の存在がわたしにも良い意味で緊張を与えている、
それがいつもと違う気持ちなのかもしれませんね~。
建前の前日にこのような光景、良いですね。
明日から建前というのにまだバタバタしてるようではだめですね、そんなときもありましたが…
あて字かもしれませんが、墨つぼに巻かれている糸
の先端についてる道具です…軽子
かるこの先端には針がついていて材料にさし墨つぼからのびた糸を張って
材料に墨をうちます。
かるこの形はいろいろあります、画像のものは先日、新潟の平出商店が
うちの作業場に来た時に買ったものです。
何年か前に『鑿(のみ)』をいれる道具箱を作り変えたときに、その古いのみ箱がまだしっかりしていたので
しまっておきました。
そののみ箱を新人によければこれを使えばと渡したところよろこんで受け取ってくれました。
自分の道具に合わせて少し改造して使うようですがうれしい限りです。
その道具箱に記されていた製作何月日は新人の年齢より二年古いものでした…
平成2年製作、これが今から25年使われたらすごいことですね