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ジャニーズ、特に嵐(相葉さん)をこよなく愛するチャミのブログ。みんな違ってみんなイイ。

「市馬・喬太郎 忠臣蔵でござる」12/13@紀伊国屋ホール

2010年12月15日 | 落語
行ってきました、市馬・喬太郎忠臣蔵でござる。



12月14日と言えば赤穂浪士討ち入りの日。その日にちなんで開催された落語会だったわけですが、冒頭のごあいさつで両師匠から「純粋に忠臣蔵が好き、歌舞伎が好きって方は期待しないでください」と言われて会場爆笑。

何気に真面目な忠臣蔵もの期待してたんだけど、まぁそれもありかってことで。

市馬師匠はとにかく本業をお見せしたい!と意気込んでおり、喬太郎師匠に「本業ってどっちですか?」とつっこまれまた爆笑。

そんな感じで全体的にゆる~い感じで進行しました。

まずは市馬師匠の七段目。
まくらはどうしても、歌舞伎界のお騒がせのあの方の話題になっちゃいますよね~。
ネタの中にもちょいちょいはさんだりしてて、皆さん笑ってたけど私は複雑な思いでした。

でも忠臣蔵の噺の中では七段目が一番好きなので聴けて嬉しかったです。

喬太郎師匠は「カマ手本忠臣蔵」。タイトルがもうふざけすぎです(笑)

浅野浅野内匠頭が実はホモで、吉良とただならぬ仲になり、なんやかんやで斬りつけられ、大石内蔵助達が討ち入ったけど殺されて、吉良の家臣たちが赤穂浪士にすり替わって吉良の首を取り、最後は墓の中で吉良と浅野は結ばれる・・・

そんな感じでメチャクチャだけどキョンキョンらしいユーモアのたっぷり効いた噺でいっぱい笑わせてもらいました。

当時のことはわからないことも多いし、もしかしたらそんな状況もありえなくもなかったのかも!?って一瞬だけど考えちゃいました。

仲入り後は、市馬師匠が大石内蔵助、喬太郎師匠が吉良上野介の扮装をして、ミニ鹿芝居がありました。
炭小屋で槍を突き刺すって場面で、司会が出てきて客席の方にやってもらいましょう~!ってことになり、抽選で3名の方が舞台に上がりました。

結局男性1名が残り、赤穂浪士の扮装をし、3人でもう一度同じシーンを演ったんですけど、もうグッダグダですよ。
でも、噺家さんのこういう姿って普段なかなか見れないですから楽しかったです。

続いて司会を務めた林家二楽さんが紙切りを披露。
客席の要望に応えてなんでも切っちゃうのはさすがプロ。
初日の出や海老蔵なんてお題もありました。

トリは待ってました!市馬師匠の歌の時間です。
喬太郎師匠の「長い長い前座が終わりました、ここからが本番です」と紹介のあと、師匠による三波春夫の「俵星玄蕃」をフルコーラスで披露。

俵星玄蕃っていうのは赤穂浪士の手助けをしたという架空の人物を歌った歌。
あいかわらずいいお声です。
途中からミラーボールがギラギラ回り出し、会場の手拍子が上がり、途中から喬太郎師匠が槍を持って参加、と最後は大盛り上がりで、一瞬コンサートに来たんだっけ?と錯覚するほど。

ま、年末だしこんな雰囲気の会も悪くはないのかも。いっぱい笑いましたしね。

ただやっぱり真面目な忠臣蔵ものも観たいので、18日公開の「最後の忠臣蔵」は観に行かなくちゃって思ってます~!

そうそう、3/12のSWAのチケットの特別先行申し込みが出来ました♪申し込んだ人は全員分チケット確保らしいです。わーい!

↓鹿芝居はこんな感じです。両師匠が一番楽しんでいたのでは。




らくご@座・紀伊國屋 〜2010冬うふふ公演〜 「市馬・喬太郎 忠臣蔵でござる」

12月13日 紀伊國屋ホール

ごあいさつ   喬太郎・市馬
七段目     柳亭市馬
カマ手本忠臣蔵 柳家喬太郎

~仲入り~

ミニ鹿芝居    喬太郎・市馬・二楽(MC)
紙切り      林家二楽
歌・俵星玄蕃   柳亭市馬

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