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ジャニーズ、特に嵐(相葉さん)をこよなく愛するチャミのブログ。みんな違ってみんなイイ。

シネマ歌舞伎「連獅子/らくだ」

2009年01月31日 | 歌舞伎
会社帰りに、東銀座にある東劇でシネマ歌舞伎「連獅子/らくだ」を観てきました。

連獅子は昨年10月の演舞場、らくだは昨年8月の歌舞伎座で上演されたものでどちらも足を運んではいましたが、ソニーの高性能カメラの技術はどんなもんなのか観てみたかったし、舞台上に設置されたカメラのアングルはどういうふうに映るのか気になっていたのです。



まずは「らくだ」。
古典落語がもとになった爆笑物の楽しいお芝居です。
確か前観に行った時は3階席だったので、双眼鏡を使っているとはいえ、役者一人一人の細かい動きを全て把握することはできませんでした。

シネマ歌舞伎だとそれがしっかり観ることができるので、「あんな表情、あんな仕草してたんだー」って新鮮な感動があり、よりこのお芝居の面白さを体感することができたように思います。

三津五郎さんと勘三郎さんの立場が逆転しちゃう場面での三津五郎さんのぽかーんとあっけにとられた表情が最高でした。
前は気づかなかったけどおやすの役は松也でした。可愛かったなー。
彌十郎さんの大家の奥方のあわてぶりも面白かった。

「らくだ」はまだ生の落語を聴いたことがないので是非そちらも機会があれば行ってみたいと思います。

休憩をはさんで「連獅子」。
映像がほんとに素晴らしく、これが映画?って疑ってしまうほどの色の鮮やかさにびっくりしました。

親獅子ってずっと神妙な表情をしているのかと思ってたけど、落した子獅子を心配する表情がよく分って、親が子を思う気持ちにキュンとしちゃいました。

舞台に設置したカメラのアングルは普段観ることが出来ないのでなかなか面白かったけど、そんなに使われてなかったかも。
前シテでの勘太郎と七之助の溌剌としたキレのある動き、獅子に変わってからの親子三人の息の合った豪快な毛振りは臨場感があり、映像でも感動することができました。

ただやっぱり生で感じる空気感や足を踏みならす際の音と体中に響く振動は映像では得られないので、また生で観たいな~って気にさせられました。そりゃそうですよね。

でも、どちらもわかりやすい演目なので観ていない方、歌舞伎初心者の方に絶対おススメです!
興味のある方は2/27まで東劇でやってますので是非一度観に行ってみてください。

2/28~は勘三郎・玉三郎・仁左衛門さんによる「刺青奇遇」が上映されます。
こちらは生で観たことがないので観に行きたいと思います。


この日のディナーは歌舞伎座敷地内にあるラーメン屋さん「塩らーめん本丸亭」で「牡蠣塩らーめん」をいただきました。

歌舞伎座の横にラーメン屋があること自体知らなかったのですが、白を基調とした女性でも入りやすい雰囲気のお店で女性のお客さんも結構いました。



築地市場で毎日仕入れているというぷりぷりの牡蠣が5つも入ったラーメン、あまりの美味しさにびっくり。透明なスープはあっさりして全然油っぽくないんです。
それなのにダシの深みがちゃんと効いてるんですよね~。

春菊が添えられているのでちょっと鍋っぽい感じもあります。
麺は太ちぢれ麺でこれがまたスープとよく合う!

冷え切った体が一気に温まり、心も体も大満足!
また近いうちに絶対食べに来ようと思いました。次はチャーシューメンと、小龍包にしようかな♪


家に帰ると、昨年11月に歌舞伎座で上演された時蔵さんの「嘔山姥」をテレビで放送してました。

やっぱり面白くて、最後の立ち回りや八重桐のぶっかえりでは思わず手を叩いてしまいました。
普段歌舞伎に興味のない妹も面白い!って言ってくれたのがちょっと嬉しかったです。

さあ、明後日は2月歌舞伎の初日です。
菊ちゃん、玉様の道成寺、楽しみすぎてヤバイです。


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