何日かぶりのブログ更新。最近の遊び疲れが出たのかちょっと体調崩していました。
ブログを更新しようと思えば出来たけど、不思議なもので、2,3日更新しないとどーでもよくなっちゃうんですね。
そうは言っても色々書きたいこともあるんで週末のことなどボチボチ書いてこうと思います。
そういえば今日はにのちゃん26歳のお誕生日、今夜はひっそりお祝いのケーキでも買って食べようかな。
遅ればせながら歌舞伎座昼の部の感想を。
お目当ては仁左様一世一代の「女殺油地獄」。
↑このポスター素敵すぎ!!!
話自体は、甘やかされて我ままに育ったボンボンが金に困って罪のないお吉を殺す、というなんとも救いようのないお話で、決して面白い!と言える作品ではありません。
けれど、最後の油まみれになるシーンでの仁左衛門さんの心理描写や、狂気に満ちた表情はそれはそれは凄まじく鳥肌もので、さらにその時の仁左衛門さんがあまりに若々しく美しいので怖いということを忘れてぐいぐい惹きこまれてしまい、最初から最後まで目が離せませんでした。
見終わったあとはもう放心状態。それまでの昼の部の演目が全部ふっとんじゃう位の衝撃でした。
ほんとすごい舞台でした。
下手したらただの殺人劇で終わってしまう芝居を、ここまで深みのあるものにしているのはやはり仁左衛門さんの芸の素晴らしさ、それと美貌の両方が備わっているからこそなんだと感じました。
このお芝居ではお吉に孝太郎さん、娘のお光に孫の千之助くんが出演と、仁左衛門家3代が揃うのも見どころの一つ。
孝太郎さんの凛としたお吉、なかなか素敵で、孝太郎さんが結構好きになりました。
芸者小菊と母おさわを演じられちゃう秀太郎さんも凄いなって思いました。
こんな素晴らしいお芝居がもう二度と観れないなんてすごく残念。
まだまだお若くて素敵なのだから、いつかまた演じてくれたら・・・なんて淡い期待を持ってしまいます。
終演後は仁左様の舞台写真が展示してるエリアは女性で溢れ返ってました。
かくいう私もブロマイド3枚購入。60歳過ぎてるっていうのにあの色気はなんなんでしょうね?素敵すぎです。
この日は歌舞伎座に着いて着物人口の多さにびっくり。
なんでも某着物学院の同窓会があったそう。若い人からおばさままで、綺麗で高そうな着物を着ている方が多くて、歌舞伎座のロビーはもう華やか!
休憩のたびにロビーに行ってはコーディネートの参考になればと着物の方ばかり見てました。
さらに日本髪を結っている方も何人もいて、会話を聞いてみたら本物の芸奴さんっぽくてびっくりしました。皆可愛らしくて、とっても目立ってました。眼福だわ~。
私のこの日のコーディネートは薄い緑の紬に紫陽花の帯。
演目に「蝶の道行」があるからいいかな、と思い蝶の帯留をしてみました。
華やかな方々に比べたら地味なコーディネートになってしまったなって若干落ち込みました・・・。がんばろっと。
歌舞伎座さよなら公演
六月大歌舞伎
平成21年6月3日(水)~27日(土)
昼の部
一、 正札附根元草摺(しょうふだつきこんげんくさずり)
曽我五郎 松 緑
舞鶴 魁 春
二、双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょうくるわにっき)
角力場
濡髪長五郎 幸四郎
山崎屋与五郎 染五郎
平岡郷左衛門 由次郎
三原有右衛門 桂 三
仲居おまつ 宗之助
仲居おすず 歌 江
仲居おたけ 吉之丞
茶亭金平 錦 吾
藤屋吾妻 芝 雀
放駒長吉 吉右衛門
三、蝶の道行(ちょうのみちゆき)
助国 梅 玉
小槇 福 助
四、女殺油地獄(おんなごろしあぶらのじごく)
片岡仁左衛門 一世一代にて相勤め申し候
河内屋与兵衛 仁左衛門
豊嶋屋お吉 孝太郎
山本森右衛門 彌十郎
娘お光 千之助
小栗八弥 新 悟
妹おかち 梅 枝
刷毛の弥五郎 市 蔵
皆朱の善兵衛 右之助
兄太兵衛 友右衛門
父徳兵衛 歌 六
芸者小菊/母おさわ 秀太郎
豊嶋屋七左衛門 梅 玉
ブログを更新しようと思えば出来たけど、不思議なもので、2,3日更新しないとどーでもよくなっちゃうんですね。
そうは言っても色々書きたいこともあるんで週末のことなどボチボチ書いてこうと思います。
そういえば今日はにのちゃん26歳のお誕生日、今夜はひっそりお祝いのケーキでも買って食べようかな。
遅ればせながら歌舞伎座昼の部の感想を。
お目当ては仁左様一世一代の「女殺油地獄」。
↑このポスター素敵すぎ!!!
話自体は、甘やかされて我ままに育ったボンボンが金に困って罪のないお吉を殺す、というなんとも救いようのないお話で、決して面白い!と言える作品ではありません。
けれど、最後の油まみれになるシーンでの仁左衛門さんの心理描写や、狂気に満ちた表情はそれはそれは凄まじく鳥肌もので、さらにその時の仁左衛門さんがあまりに若々しく美しいので怖いということを忘れてぐいぐい惹きこまれてしまい、最初から最後まで目が離せませんでした。
見終わったあとはもう放心状態。それまでの昼の部の演目が全部ふっとんじゃう位の衝撃でした。
ほんとすごい舞台でした。
下手したらただの殺人劇で終わってしまう芝居を、ここまで深みのあるものにしているのはやはり仁左衛門さんの芸の素晴らしさ、それと美貌の両方が備わっているからこそなんだと感じました。
このお芝居ではお吉に孝太郎さん、娘のお光に孫の千之助くんが出演と、仁左衛門家3代が揃うのも見どころの一つ。
孝太郎さんの凛としたお吉、なかなか素敵で、孝太郎さんが結構好きになりました。
芸者小菊と母おさわを演じられちゃう秀太郎さんも凄いなって思いました。
こんな素晴らしいお芝居がもう二度と観れないなんてすごく残念。
まだまだお若くて素敵なのだから、いつかまた演じてくれたら・・・なんて淡い期待を持ってしまいます。
終演後は仁左様の舞台写真が展示してるエリアは女性で溢れ返ってました。
かくいう私もブロマイド3枚購入。60歳過ぎてるっていうのにあの色気はなんなんでしょうね?素敵すぎです。
この日は歌舞伎座に着いて着物人口の多さにびっくり。
なんでも某着物学院の同窓会があったそう。若い人からおばさままで、綺麗で高そうな着物を着ている方が多くて、歌舞伎座のロビーはもう華やか!
休憩のたびにロビーに行ってはコーディネートの参考になればと着物の方ばかり見てました。
さらに日本髪を結っている方も何人もいて、会話を聞いてみたら本物の芸奴さんっぽくてびっくりしました。皆可愛らしくて、とっても目立ってました。眼福だわ~。
私のこの日のコーディネートは薄い緑の紬に紫陽花の帯。
演目に「蝶の道行」があるからいいかな、と思い蝶の帯留をしてみました。
華やかな方々に比べたら地味なコーディネートになってしまったなって若干落ち込みました・・・。がんばろっと。
歌舞伎座さよなら公演
六月大歌舞伎
平成21年6月3日(水)~27日(土)
昼の部
一、 正札附根元草摺(しょうふだつきこんげんくさずり)
曽我五郎 松 緑
舞鶴 魁 春
二、双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょうくるわにっき)
角力場
濡髪長五郎 幸四郎
山崎屋与五郎 染五郎
平岡郷左衛門 由次郎
三原有右衛門 桂 三
仲居おまつ 宗之助
仲居おすず 歌 江
仲居おたけ 吉之丞
茶亭金平 錦 吾
藤屋吾妻 芝 雀
放駒長吉 吉右衛門
三、蝶の道行(ちょうのみちゆき)
助国 梅 玉
小槇 福 助
四、女殺油地獄(おんなごろしあぶらのじごく)
片岡仁左衛門 一世一代にて相勤め申し候
河内屋与兵衛 仁左衛門
豊嶋屋お吉 孝太郎
山本森右衛門 彌十郎
娘お光 千之助
小栗八弥 新 悟
妹おかち 梅 枝
刷毛の弥五郎 市 蔵
皆朱の善兵衛 右之助
兄太兵衛 友右衛門
父徳兵衛 歌 六
芸者小菊/母おさわ 秀太郎
豊嶋屋七左衛門 梅 玉
まだまだ演じ続けていただきたいところ☆
勿体ないようだけど、「お若いの、お気張りなさい」
ということなのかしらねー。
6月の単に、7~8月の薄物は、袷よりもいくぶん
コーディネートに迷うよね。。
そのご一行さまのお召し物、眺めたかったわぁ☆
確かに若い人に芸を引き継いでいかなきゃって思いがあるんだろうね~
一度でも観れて幸せでした☆
夏着物は手持ちも少ないから余計にコーディネートが限られちゃってね・・・
日々勉強だわね!