私が着物を着ることが出来るのが週末のみ。
土曜日は土曜出勤がある場合が多いので、そうなると着れないため着物が着たくてウズウズしてしまいます。
なので日曜日は貴重な着物を着れる日。
袷の着物は5月末までなので、手持ちの袷をあと何回着れるかな~なんて考えていたのですが、週末は気温がぐんぐん上昇してまだ4月なのに初夏の暑さ。
本当は紺の大島に先日リサイクルで3000円でゲットした帯を締めようと思ったのに暑苦しいので断念、前日に夏用にと購入した単の紬と夏帯で出かけちゃいました。
新宿のたんす屋さんでコーディネートしていただいたグリーンの紬に、ピンクの紫陽花が可憐な夏帯にピンクの帯揚げ帯締め。
季節を先取りしまくり。ピンクで全体的に可愛らしい感じになりました。
単の紬を着るのは初めてだったので着るのに一苦労。
正絹だと滑るのですが、同じ正絹でも紬は滑らないからなかなか皺が取れなくて大変でした・・・。
単だったので袷よりは涼しかったけど、お太鼓結びはやっぱり暑かったです。
これからもっと暑くなるし、下着とか結び方を色々工夫しなければならないな、なんて思いました。
ほんと着物は色々気を使うから大変だわ。でも好きだから頑張らないとです。
って前置きが大分長くなりましたが、日曜日は上方の落語家桂かい枝さんの独演会と歌舞伎座の夜の部に行ってきました。
桂かい枝さんは桂分枝一門の方で、すっごい面白いという噂だったので一度聴いてみたかった落語家さんです。
今回はとある宗教の布教活動120周年のイベントだったからなのですが、なんと無料。
かい枝さんの落語3席、たっぷり堪能することができました。
かい枝さんは英語落語という活動をしていて、日本の伝統芸能である落語で世界中の人々を笑わせたいという志のもと、昨年は半年間キャンピングカーでアメリカ横断しながら落語をしに行ってきたそうです。
まず、NHKで特集されたアメリカツアーの様子の映像を見てから、アメリカでの出来事をスライドショーで振り返るというトークコーナーがありました。
アメリカでは消防署や、キャンプ地など様々な所で落語を披露したかい枝さん、その時の珍事件や、苦労話などを聞くことができました。
落語の高座はある程度の広さの台に、赤い布をかけるのですが、アメリカの人はわからないから一つ足の丸テーブルの上に座らされて、グラグラして大変だったなんてこともあったらしく、それを面白おかしくかい枝さんが話すので客席の笑いが絶えませんでした。
日本のお笑い芸人さんがたまに海外に行ったりしてましたが、英語にすると文法の関係とか笑いのツボが違うので笑いを取るのは難しいなんて言ってましたが、かい枝さんの落語はアメリカでも大評判だったらしいですから、すごいんだなって思います。
トークコーナーから自然に落語に入り、またトーク、落語とぶっ続けで3席。
最初は英語落語の「動物園」。
わからなくて笑えないかもなんて心配は御無用。
比較的分りやすい単語が多かったのと、かい枝さんがちゃんと登場人物になりきってるから細かい台詞は分らなくても十分理解が出来たし笑えたことが嬉しかったです。
英語落語、これ是非今後も頑張って続けて欲しいです。
お次は新作落語の「ハル子とカズ子」。
物忘れが激しいお婆さんと、何度も同じことを言ってしまうお婆さんの噺。
お婆さんの台詞や喋り方がすっごい上手でもう爆笑!
分りやすくてオチも面白くて、最高でした。
最後は古典落語の「堪忍袋」。
美人の奥様との話はとても微笑ましくて、素敵な夫婦なんだな~って思いました。
奥さまのブログがあるんですけど、日々のことや旦那さんのことが楽しく綴られていて羨ましくなっちゃいます。
堪忍袋は夫婦の愚痴をお互い袋に吐き出してストレス発散するというネタで単純な噺なのですが、すっごい面白かったので、これはかい枝さんの間の取り方やお芝居が上手いからなんだなぁと思いました。
今まで上方落語が好き、と言っても主に米朝一門の落語を中心に聞いてきた私にとってかい枝さんの落語は衝撃的で、まだまだ世の中面白い人いっぱいいるんだな~って思わされた感じがします。
できることなら一度大阪の繁昌亭に一週間位入り浸って上方落語を聴きまくってみたいです。
そして大笑いをしたあとは歌舞伎座へ向かいました。
笑いの世界から一転して日本の伝統美の世界へ・・・
感想は次の日記にでも。
土曜日は土曜出勤がある場合が多いので、そうなると着れないため着物が着たくてウズウズしてしまいます。
なので日曜日は貴重な着物を着れる日。
袷の着物は5月末までなので、手持ちの袷をあと何回着れるかな~なんて考えていたのですが、週末は気温がぐんぐん上昇してまだ4月なのに初夏の暑さ。
本当は紺の大島に先日リサイクルで3000円でゲットした帯を締めようと思ったのに暑苦しいので断念、前日に夏用にと購入した単の紬と夏帯で出かけちゃいました。
新宿のたんす屋さんでコーディネートしていただいたグリーンの紬に、ピンクの紫陽花が可憐な夏帯にピンクの帯揚げ帯締め。
季節を先取りしまくり。ピンクで全体的に可愛らしい感じになりました。
単の紬を着るのは初めてだったので着るのに一苦労。
正絹だと滑るのですが、同じ正絹でも紬は滑らないからなかなか皺が取れなくて大変でした・・・。
単だったので袷よりは涼しかったけど、お太鼓結びはやっぱり暑かったです。
これからもっと暑くなるし、下着とか結び方を色々工夫しなければならないな、なんて思いました。
ほんと着物は色々気を使うから大変だわ。でも好きだから頑張らないとです。
って前置きが大分長くなりましたが、日曜日は上方の落語家桂かい枝さんの独演会と歌舞伎座の夜の部に行ってきました。
桂かい枝さんは桂分枝一門の方で、すっごい面白いという噂だったので一度聴いてみたかった落語家さんです。
今回はとある宗教の布教活動120周年のイベントだったからなのですが、なんと無料。
かい枝さんの落語3席、たっぷり堪能することができました。
かい枝さんは英語落語という活動をしていて、日本の伝統芸能である落語で世界中の人々を笑わせたいという志のもと、昨年は半年間キャンピングカーでアメリカ横断しながら落語をしに行ってきたそうです。
まず、NHKで特集されたアメリカツアーの様子の映像を見てから、アメリカでの出来事をスライドショーで振り返るというトークコーナーがありました。
アメリカでは消防署や、キャンプ地など様々な所で落語を披露したかい枝さん、その時の珍事件や、苦労話などを聞くことができました。
落語の高座はある程度の広さの台に、赤い布をかけるのですが、アメリカの人はわからないから一つ足の丸テーブルの上に座らされて、グラグラして大変だったなんてこともあったらしく、それを面白おかしくかい枝さんが話すので客席の笑いが絶えませんでした。
日本のお笑い芸人さんがたまに海外に行ったりしてましたが、英語にすると文法の関係とか笑いのツボが違うので笑いを取るのは難しいなんて言ってましたが、かい枝さんの落語はアメリカでも大評判だったらしいですから、すごいんだなって思います。
トークコーナーから自然に落語に入り、またトーク、落語とぶっ続けで3席。
最初は英語落語の「動物園」。
わからなくて笑えないかもなんて心配は御無用。
比較的分りやすい単語が多かったのと、かい枝さんがちゃんと登場人物になりきってるから細かい台詞は分らなくても十分理解が出来たし笑えたことが嬉しかったです。
英語落語、これ是非今後も頑張って続けて欲しいです。
お次は新作落語の「ハル子とカズ子」。
物忘れが激しいお婆さんと、何度も同じことを言ってしまうお婆さんの噺。
お婆さんの台詞や喋り方がすっごい上手でもう爆笑!
分りやすくてオチも面白くて、最高でした。
最後は古典落語の「堪忍袋」。
美人の奥様との話はとても微笑ましくて、素敵な夫婦なんだな~って思いました。
奥さまのブログがあるんですけど、日々のことや旦那さんのことが楽しく綴られていて羨ましくなっちゃいます。
堪忍袋は夫婦の愚痴をお互い袋に吐き出してストレス発散するというネタで単純な噺なのですが、すっごい面白かったので、これはかい枝さんの間の取り方やお芝居が上手いからなんだなぁと思いました。
今まで上方落語が好き、と言っても主に米朝一門の落語を中心に聞いてきた私にとってかい枝さんの落語は衝撃的で、まだまだ世の中面白い人いっぱいいるんだな~って思わされた感じがします。
できることなら一度大阪の繁昌亭に一週間位入り浸って上方落語を聴きまくってみたいです。
そして大笑いをしたあとは歌舞伎座へ向かいました。
笑いの世界から一転して日本の伝統美の世界へ・・・
感想は次の日記にでも。