国立DVDが発売、auの60パターンCMに浮かれまくってる最中ですが、お休み中の読書記録について書いておこうと思います。
お休みの間、テレビもそんなに何時間も観ていられないので、久々に本でも読みたいな~と言ったら家族が図書館で借りてきてくれました。
その本は池上永一著「テンペスト」(上・下)。
テンペストは19世紀末の琉球王朝を舞台にした物語。実はこの作品、来月から仲間由紀恵ちゃん主演で舞台化されます。
仲間さんの他に、山本耕史くん、ナックスの安田顕さん、福士誠治くん、生瀬勝久さん、西岡徳馬さん、と豪華キャストに惹かれてすでにチケットは確保済み。
琉球の歴史はあまりよく知らないし、言葉なども独特なので、舞台を観る前に予習しておいたほうがいいかも・・・と思ってたのでちょうど良かったです。
あらすじは複雑すぎて書くのが大変なのでやめときますが、大雑把に言うと、一人の女性の波乱万丈な人生を描いた、スペクタクル巨編なんですよ。←ざっくりすぎ。
とにかく、主人公の真鶴/孫寧温の前にこれでもか!これでもか!と試練が降りかかるんですが、真鶴の持ち前の才能と努力で困難に打ち勝っていく姿がほんとかっこいいんです。
最後の最後まで気の抜けない展開で、マジ!?マジ!?ってつっこみながら気がついたらむさぶるように読んでました。
しかも舞台は絢爛豪華な琉球王国。煌びやかな王宮の生活、とりまく青い海、神秘的な宗教世界、一見ファンタジーチックなのですが、幕末の歴史に忠実に描かれているのでありえない、と思いつつ結構リアルな世界感で、歴史のお勉強にもかなりなったと思います。
琉球王朝にも大奥があったのって知ってました?御内原(うーちばら)って言うんですけど、江戸時代の大奥ばりに、いやそれ以上に熾烈な女の戦いが繰り広げられてて、めっちゃ恐ろしいんですけど興味津々。絶対自分は入りたくないですけどね。
あと琉球王朝を支える役人たちの優れた外交能力と、美意識の高さには、感心というか、日本とまた違った中立国としての深い歴史が感じられるし、沖縄の人たち礼節を守る姿勢って素晴らしいな~と思ったり。
言葉は最初覚えるのが難しいんですが、読んでるうちに慣れてくるし、面白いんです。
国王は首里天加那志(しゅりてんがなし)、王妃はうなじゃら様、側室はあごむしられ様、王女はうみないび様とか、あと国王の姉は聞得大君(きこえおおきみ)って感じで、まるで外国の言葉のようです。
しかし、一冊430ページ近くもあったので読み切るのに4日間もかかってしまいました。
その間毎晩テンペストの夢を見るほど。とにかくどっぷり物語の世界にはまってしまい、今めちゃめちゃ沖縄行きたい病に駆られています。
で、夢なんですが、不思議なことに、毎晩同じ夢なんですよ。
主人公の真鶴/孫寧温は清潔感のある仲間さんのキャラクターにもうぴったり。
生涯の伴侶となる薩摩藩士の浅倉雅博は山本くんでお似合いの二人なんですが、夢では真鶴/孫寧温の友人役の秀才の喜舎場朝薫役がなぜか翔さんなんですよね~。
でもって、真鶴を側室にする国王の尚泰王役が智くんなんですよ~。ひぇ~。
テンペストは舞台化のあと、ドラマ化が決定してるんですが、そのキャストに翔さんと智君が決まったってことらしくって・・・(あくまで夢の中の話です)
びっくりして飛び起きて、ネットで検索してもひっかからないし、そこでこれは夢だったんだ、な~んだ。ってことになるわけですが、3日間同じ夢だと正夢なんじゃないかと思っちゃいますよ。(正夢だったりして、な~んてね)
たぶん私の願望がそのまま夢に出ちゃったんだと思うんですけど、それにしてもリアルな夢だったなぁ・・・。なんてことがありました。
2月からの舞台の演出を手掛けるのは「ケイゾク」や「トリック」嵐の「PIKA☆NCHI」シリーズの堤幸彦氏。
個性あふれるキャラクター達が堤氏によってどういう風に描かれるのか、絢爛豪華な首里城始め、琉球をどういった舞台装置、映像で再現されるのか、今から楽しみで仕方ありません。
舞台「琉球ロマネスク テンペスト」
2/6~2/28 赤坂ACTシアター
3/5~3/20 新歌舞伎座
■ 原作
池上永一 (『テンペスト』角川書店)
■ 脚本
羽原大介
■ 演出
堤幸彦
■ キャスト
仲間由紀恵
山本耕史
福士誠治
安田顕
伊阪達也
野際陽子(声の出演)
西岡馬
生瀬勝久
■ストーリー
19世紀江戸末期の琉球王国。
天才美少女真鶴は、王府で働くことにあこがれ、名を孫寧温と語り、宦官と身を偽って科試(国家試験)を突破する。
琉球の為に懸命に働く寧温に、薩摩藩の青年士族、浅倉雅博との運命的な出会いが待っている。
運命の悪戯、時代に翻弄されながらも、真鶴と雅博のふたりの愛はより強く、お互いを求めていくが…。
これは、性別を偽り、自分の気持ちを偽りながら、琉球を守ろうとした女の壮大な愛の物語である。
お休みの間、テレビもそんなに何時間も観ていられないので、久々に本でも読みたいな~と言ったら家族が図書館で借りてきてくれました。
その本は池上永一著「テンペスト」(上・下)。
テンペスト 上 若夏の巻 | |
池上 永一 | |
角川グループパブリッシング |
テンペスト 下 花風の巻 | |
池上 永一 | |
角川グループパブリッシング |
テンペストは19世紀末の琉球王朝を舞台にした物語。実はこの作品、来月から仲間由紀恵ちゃん主演で舞台化されます。
仲間さんの他に、山本耕史くん、ナックスの安田顕さん、福士誠治くん、生瀬勝久さん、西岡徳馬さん、と豪華キャストに惹かれてすでにチケットは確保済み。
琉球の歴史はあまりよく知らないし、言葉なども独特なので、舞台を観る前に予習しておいたほうがいいかも・・・と思ってたのでちょうど良かったです。
あらすじは複雑すぎて書くのが大変なのでやめときますが、大雑把に言うと、一人の女性の波乱万丈な人生を描いた、スペクタクル巨編なんですよ。←ざっくりすぎ。
とにかく、主人公の真鶴/孫寧温の前にこれでもか!これでもか!と試練が降りかかるんですが、真鶴の持ち前の才能と努力で困難に打ち勝っていく姿がほんとかっこいいんです。
最後の最後まで気の抜けない展開で、マジ!?マジ!?ってつっこみながら気がついたらむさぶるように読んでました。
しかも舞台は絢爛豪華な琉球王国。煌びやかな王宮の生活、とりまく青い海、神秘的な宗教世界、一見ファンタジーチックなのですが、幕末の歴史に忠実に描かれているのでありえない、と思いつつ結構リアルな世界感で、歴史のお勉強にもかなりなったと思います。
琉球王朝にも大奥があったのって知ってました?御内原(うーちばら)って言うんですけど、江戸時代の大奥ばりに、いやそれ以上に熾烈な女の戦いが繰り広げられてて、めっちゃ恐ろしいんですけど興味津々。絶対自分は入りたくないですけどね。
あと琉球王朝を支える役人たちの優れた外交能力と、美意識の高さには、感心というか、日本とまた違った中立国としての深い歴史が感じられるし、沖縄の人たち礼節を守る姿勢って素晴らしいな~と思ったり。
言葉は最初覚えるのが難しいんですが、読んでるうちに慣れてくるし、面白いんです。
国王は首里天加那志(しゅりてんがなし)、王妃はうなじゃら様、側室はあごむしられ様、王女はうみないび様とか、あと国王の姉は聞得大君(きこえおおきみ)って感じで、まるで外国の言葉のようです。
しかし、一冊430ページ近くもあったので読み切るのに4日間もかかってしまいました。
その間毎晩テンペストの夢を見るほど。とにかくどっぷり物語の世界にはまってしまい、今めちゃめちゃ沖縄行きたい病に駆られています。
で、夢なんですが、不思議なことに、毎晩同じ夢なんですよ。
主人公の真鶴/孫寧温は清潔感のある仲間さんのキャラクターにもうぴったり。
生涯の伴侶となる薩摩藩士の浅倉雅博は山本くんでお似合いの二人なんですが、夢では真鶴/孫寧温の友人役の秀才の喜舎場朝薫役がなぜか翔さんなんですよね~。
でもって、真鶴を側室にする国王の尚泰王役が智くんなんですよ~。ひぇ~。
テンペストは舞台化のあと、ドラマ化が決定してるんですが、そのキャストに翔さんと智君が決まったってことらしくって・・・(あくまで夢の中の話です)
びっくりして飛び起きて、ネットで検索してもひっかからないし、そこでこれは夢だったんだ、な~んだ。ってことになるわけですが、3日間同じ夢だと正夢なんじゃないかと思っちゃいますよ。(正夢だったりして、な~んてね)
たぶん私の願望がそのまま夢に出ちゃったんだと思うんですけど、それにしてもリアルな夢だったなぁ・・・。なんてことがありました。
2月からの舞台の演出を手掛けるのは「ケイゾク」や「トリック」嵐の「PIKA☆NCHI」シリーズの堤幸彦氏。
個性あふれるキャラクター達が堤氏によってどういう風に描かれるのか、絢爛豪華な首里城始め、琉球をどういった舞台装置、映像で再現されるのか、今から楽しみで仕方ありません。
舞台「琉球ロマネスク テンペスト」
2/6~2/28 赤坂ACTシアター
3/5~3/20 新歌舞伎座
■ 原作
池上永一 (『テンペスト』角川書店)
■ 脚本
羽原大介
■ 演出
堤幸彦
■ キャスト
仲間由紀恵
山本耕史
福士誠治
安田顕
伊阪達也
野際陽子(声の出演)
西岡馬
生瀬勝久
■ストーリー
19世紀江戸末期の琉球王国。
天才美少女真鶴は、王府で働くことにあこがれ、名を孫寧温と語り、宦官と身を偽って科試(国家試験)を突破する。
琉球の為に懸命に働く寧温に、薩摩藩の青年士族、浅倉雅博との運命的な出会いが待っている。
運命の悪戯、時代に翻弄されながらも、真鶴と雅博のふたりの愛はより強く、お互いを求めていくが…。
これは、性別を偽り、自分の気持ちを偽りながら、琉球を守ろうとした女の壮大な愛の物語である。
私は文庫本を読んでいたのですが、2巻目で挫折してしまいました…。2巻に登場する徐丁亥のキャラがあまりにもグロテスク過ぎて、生理的に受け付けなくなってしまい…(..;)。でも翔さんと大野さんが出るなら、また頑張って読もうかな~(←盛大に勘違い中)。
沖縄に行きたい師匠の意思を受け継ぎ(?)、不肖とろりん、琉球王国の地に降り立ちました!お仕事頑張りつつ、今度こそ観光も楽しみたいです(←切実)。
コメントありがとうございます♪
とろりん様も途中まで読んでらしたのですね!
私は舞台を見ることが決まってたので勢いで読みましたが、徐丁亥のシーンではグロくて本気でやめようと思いましたよ・・・。
まぁでもそこを乗り越えたら、また面白くなってきて、一気に最後まで読めました。
舞台では徐丁亥を西岡徳馬さんが演じるんですよ~。あのキャラクターをどう演じるのかちょっと気になりますよね。
沖縄、めっちゃ行きたいです!だからとろりん様が羨ましいです~。
私の分もいっぱい楽しんできてくださいね~!