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ジャニーズ、特に嵐(相葉さん)をこよなく愛するチャミのブログ。みんな違ってみんなイイ。

水郷佐原町歩きの旅

2010年06月15日 | 日々のこと
土曜日、友達2人と千葉にある水郷の町佐原に行ってきました。

佐原までは東京駅から高速バスに乗って1時間半と、ちょっとした小旅行です。

佐原は「小京都」、もしくは「小江戸」と呼ばれ、昔の町並みが残る趣のある町としてメディアにちょこちょこ取り上げられており、一度行ってみたい土地でした。

10:30すぎに佐原駅に到着。まずは観光案内所で地図を貰い観光スタート。

駅から15分ほど歩くと利根川の流れを汲んだ小野川にぶつかるのですが、小野川沿い一帯が重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、江戸時代・明治時代の建物が数多く
残されています。





江戸時代から明治にかけて、利根川から江戸まで物資を運ぶ河港商業都市として発達した大都市だったのだとか。

川沿いは昔は問屋街だったのを、現在は店舗などにして、観光都市としてその町並を維持してるのだそうです。

川沿いには柳の木が植えられ、なんとものどかで趣のある雰囲気です。

お茶席が出てました。



町の花あやめ。



ここは和紙屋さん。蔵を利用した店内は広々としいてすごく素敵です。

しかも蔵の中ってとっても涼しくて快適なんですよね。



そして佐原は江戸時代に日本地図を完成させた伊能忠敬が住んでいた町としても有名。

50歳まで住んでいた家は現在も見ることができます。



敷地内の銅像と、邸内には測量器具のレプリカの展示がありました。

 


伊能家の前に架かる橋が「樋橋とよはし」で、別名「ジャージャー橋」と呼ばれています。



ここの下は船着き場になってます。



もともとは農業用水を田に送るために架けられた橋だそうで、そこから水が流れる音から「ジャージャー橋」と呼ばれるようになったのだとか。

現在は30分に一度、水が流れます。なんでもこの風景が日本の音風景100選にしていされているのだとか。

水、流れてます♪音が涼しさを演出してます。
 


舟着き場からの眺め、残念ながら舟は予約でいっぱいで乗れませんでした。



ジャージャー橋のすぐ目の前にある伊能忠敬記念館。

ここでは伊能忠敬の生い立ち、測量道具の展示、伊能が書いた日本地図の現物を見ることができます。



伊能忠敬は、九十九里の農家に生まれ、佐原の豪商伊能家に養子に入ると、商才を発揮し財産を3倍に増やしたそうで、勉強熱心で、さらに村人からの人望も厚かった人物とのこと。

50歳になってから暦学を学びに江戸に上がり、55歳から17年かけて日本全国を歩いて回り、私財を投げ打って日本地図を作る作業に生涯をかけたのだそう。

伊能先生が書いた地図は、現在の地図と比べてもほぼ正確に作られており、それを全て歩いて測量したというのだから頭が下がります。

地道で気が遠くなりそうな作業を繰り返した完成された地図は、とても保存状態が良く、まるで絵画のように美しくて、見入ってしまいました。

日本地図を完成させるという偉業を達成したことはもちろん素晴らしいのですが、伊能先生の50歳過ぎてもさらに勉強を続け、目標を達成するために努力を惜しまない姿勢というのに大変感銘を受け、現代に生きる私達も見習わなければならないと思いました。

ここは伊能家の子孫の方が営んでいる甘味処。




川沿いをひた歩き、お土産屋さんを覗いてから、予約をしていたフレンチレストラン「夢時庵(ムージャン)」さんへ。



ここのレストランは昔の建物を生かした和な造りで、お料理は銚子港で水揚げされた新鮮な魚介類と、自家製酵母のパンなどが人気のお店。

私達は2200円のランチコースをいただきました。

前菜のサラダとパン。



一見ただのグリーンサラダに見えたのですが、実は野菜の奥には、マグロ、タコ、アオヤギのカルパッチョ、鴨の燻製、生ハムメロン、ラタトゥイユ、モッツァレラチーズ&トマトが隠れており、かなり豪華。まるで宝探しのように楽しい前菜でした♪

パンもプレーンとヨモギの二種類。もちもちして美味しかったのでお替りしちゃいました。

スープはミネストローネ。野菜がトロトロになるまで煮込んであってまろやかなお味。
チーズのラスクを砕いてスープに入れるとクルトンのような食感で美味しかったです。



メインは魚かお肉か選べます。

私は真鯛のソテー。身がふっくら、皮がパリパリ、味付けも素材の味を生かした優しい味で美味しかったです。



友達は牛フィレステーキ。厚みがあって美味しそう!



デザートは紅茶のシフォンにバニラアイス・リンゴのコンポートを添えて。



シフォンがふわっふわで口の中でとろけます。

友達はガトーショコラ。チョコがとっても濃厚でした♪



このお値段でこの内容は、かなりコストパフォーマンスがいいと思いました。



窓から陽の光が入る、明るい店内はすごく居心地が良かったです♪


ランチのあとは再び町並を散策。

昔のままの建物を利用したイタリアンレストラン。次は絶対ここに来ようって決めました。



午後の日差しで川もまた見え方が違ってきます。





こちらは本屋さん。彫り物がすごく手が込んでます。



お醤油やさん。




お茶はこちらも下調べした時に行ってみたかった和カフェ「しえと」さん。

 


入口には土間があって、古民家をそのまま利用したという感じ。



可愛いピンクのあやめが飾られてました。




店内からは中庭が臨め、とても落ち着いた雰囲気です。




頂いたのが棒茶のアイスと峰岡豆腐。



峰岡豆腐はプルプルの食感で、優しい牛乳の甘さに癒されました。


帰り際、橋のたもと。なんと!



花嫁、花婿さんを見かけちゃいました!

このあと嫁入り船をするのかしら~?





お茶した後は日も暮れてきたので一路バスで東京へ。

本当は潮来にあるあやめを見に行く予定だったのですが、色々とありまして(^_^;)また次の機会にリベンジするってことになりました。

その分今回佐原の町並みをじっくり見て回ることが出来てよかったかなって思ってます。

とは言ってもけっこう駆け足で回ったので、まだまだ見足りないというのが正直な感想なので、是非また機会を作って訪れたいなと思います。その時は着物で行きたいな~。

私的には同じ小京都と呼ばれる川越よりも、佐原の方が落ち着いていて好きですが、東京からちょっと遠いので行きにくいというのが難点です。


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