よね吉の渋谷で落語@渋谷辯天宗東京別院
春風亭ぽっぽ たらちね
桂よね吉 天災
古今亭菊六 時そば
桂よね吉 天神山
土曜日は、最近お気に入りの噺家さん、桂よね吉さんの落語会に行ってきました。
よね吉さんは吉弥さんと同じ吉朝一門で、吉弥さんの弟弟子にあたります。
よね吉さんはガッシリめで、ちょっと強面風なんですけど、笑うと顔がくしゃっとなるところがたまらなくキュートで、実は結構私の好みだったりします。
芝居物の落語をやらせたらピカ一だと思うし、物事を斜め目線で捉えた毒の効いたまくらがまた面白くて、毎回どんなまくらが聞けるかも楽しみとなってます。
この日はお寺の和室に座布団を敷いただけの、ゆるーいアットホームな落語会で時間に縛られることもなかったので、落語家さんを身近に感じながら、じっくり、たっぷり聴くことが出来たとても楽しい会でした。
ちなみに14時始まりの終了が17時近くでした。
まずは春風亭ぽっぽさんの「たらちね」。
たらちねは奥さんの言葉遣いが丁寧過ぎることから起こる滑稽劇。
ぽっぽさんは落語界では珍しい女性の噺家さんで、春風亭小朝の3番弟子にあたるそうです。
まだ前座なので実力はまだまだって感じですが、話の持って行き方が上手だし、なにより一生懸命なところに好感が持てました。
落語界は完全に男の世界なので、色々と大変だとは思いますが、是非これからも頑張ってほしいなって思いました。
お次はよね吉さんの「天災」。
まくらは米朝師匠の家で内弟子修業をしていた時の、米朝師匠のせっかちな性格についての話でした。
天災は、短気で喧嘩っ早い噺なので、ざこば組がよくやる噺なんですよーなんておっしゃっていました(笑)
これは朝ドラ「ちりとてちん」でも取り上げられていたので、聴けて嬉しかったです。
主人公の八兵衛と心学の先生とのやり取りがテンポが良く、どんどんおかしな所に向かって行く過程がまるでジェットコースターみたいにスリリングで、ほんとに面白かったです。
中入りはさんで菊六さんの「時そば」。
そばをすすって食べるところが聴きどころで、美味しそうな蕎麦と、まずそうな蕎麦の食べ分けがすごくお上手でした。
しっとり、まったりした菊六さんの話し方は妙に味があって、また聴きたいって思いました。
トリはもちろんよね吉さん。
袴姿に衣装替えをして登場。とっても素敵です。
まくらは、富山の落語会に行った際のハプニングのお話でした。
「天神山」は、ちょっと不思議で切ない感じの春の噺です。
幽霊を奥さんにしちゃう男がいたり、狐を奥さんにしちゃったり、変な話なんですけど、鳴り物が入って雰囲気もあり、物語を聞くように聴き入ってしまいました。
気づいたら全部で3時間近くの長丁場でしたが、長さを全く感じさせない充実した時間でした。
そしてよね吉さんは翌日の「東西若手落語家コンペティション」グランドチャンピオン大会に出場し、見事優勝されました!
すごい!おめでとうございます!
本当は現地で見届けたかったけど、チケット争奪戦に敗れたので行くことができませんでした。
演目は「七段目」だったそうです。聴きたかったなぁ・・・。
よね吉さんはトップバッターという不利な状況で優勝したんだからさすがです。
これでどんどん人気が出ちゃうな~なんて、ファンとしてはちょっと複雑ですが、東京のお仕事も増えるんじゃないかと思いますし、それはそれで嬉しいことです。
来月の内幸町ホールでの独演会が今から楽しみです♪
春風亭ぽっぽ たらちね
桂よね吉 天災
古今亭菊六 時そば
桂よね吉 天神山
土曜日は、最近お気に入りの噺家さん、桂よね吉さんの落語会に行ってきました。
よね吉さんは吉弥さんと同じ吉朝一門で、吉弥さんの弟弟子にあたります。
よね吉さんはガッシリめで、ちょっと強面風なんですけど、笑うと顔がくしゃっとなるところがたまらなくキュートで、実は結構私の好みだったりします。
芝居物の落語をやらせたらピカ一だと思うし、物事を斜め目線で捉えた毒の効いたまくらがまた面白くて、毎回どんなまくらが聞けるかも楽しみとなってます。
この日はお寺の和室に座布団を敷いただけの、ゆるーいアットホームな落語会で時間に縛られることもなかったので、落語家さんを身近に感じながら、じっくり、たっぷり聴くことが出来たとても楽しい会でした。
ちなみに14時始まりの終了が17時近くでした。
まずは春風亭ぽっぽさんの「たらちね」。
たらちねは奥さんの言葉遣いが丁寧過ぎることから起こる滑稽劇。
ぽっぽさんは落語界では珍しい女性の噺家さんで、春風亭小朝の3番弟子にあたるそうです。
まだ前座なので実力はまだまだって感じですが、話の持って行き方が上手だし、なにより一生懸命なところに好感が持てました。
落語界は完全に男の世界なので、色々と大変だとは思いますが、是非これからも頑張ってほしいなって思いました。
お次はよね吉さんの「天災」。
まくらは米朝師匠の家で内弟子修業をしていた時の、米朝師匠のせっかちな性格についての話でした。
天災は、短気で喧嘩っ早い噺なので、ざこば組がよくやる噺なんですよーなんておっしゃっていました(笑)
これは朝ドラ「ちりとてちん」でも取り上げられていたので、聴けて嬉しかったです。
主人公の八兵衛と心学の先生とのやり取りがテンポが良く、どんどんおかしな所に向かって行く過程がまるでジェットコースターみたいにスリリングで、ほんとに面白かったです。
中入りはさんで菊六さんの「時そば」。
そばをすすって食べるところが聴きどころで、美味しそうな蕎麦と、まずそうな蕎麦の食べ分けがすごくお上手でした。
しっとり、まったりした菊六さんの話し方は妙に味があって、また聴きたいって思いました。
トリはもちろんよね吉さん。
袴姿に衣装替えをして登場。とっても素敵です。
まくらは、富山の落語会に行った際のハプニングのお話でした。
「天神山」は、ちょっと不思議で切ない感じの春の噺です。
幽霊を奥さんにしちゃう男がいたり、狐を奥さんにしちゃったり、変な話なんですけど、鳴り物が入って雰囲気もあり、物語を聞くように聴き入ってしまいました。
気づいたら全部で3時間近くの長丁場でしたが、長さを全く感じさせない充実した時間でした。
そしてよね吉さんは翌日の「東西若手落語家コンペティション」グランドチャンピオン大会に出場し、見事優勝されました!
すごい!おめでとうございます!
本当は現地で見届けたかったけど、チケット争奪戦に敗れたので行くことができませんでした。
演目は「七段目」だったそうです。聴きたかったなぁ・・・。
よね吉さんはトップバッターという不利な状況で優勝したんだからさすがです。
これでどんどん人気が出ちゃうな~なんて、ファンとしてはちょっと複雑ですが、東京のお仕事も増えるんじゃないかと思いますし、それはそれで嬉しいことです。
来月の内幸町ホールでの独演会が今から楽しみです♪