クリスマスケーキ

クリスマス。
この日にもはや宗教的意味はない。
ケーキの日、サンタの日、イルミネーションの日、
プレゼントの日・・・
なんとなく街がざわついて、せわしない。
年末だから？

昨日12時ころ帰宅。
なんと次男が起きてきてケーキ、ケーキと大騒ぎ。
明日買ってくるからねと言うとがっかりしていた。
今日は寝てしまったみたい。静か！

今日は今日で長男が起きていた。
明日から冬休み。
成績表をみせて！といッたら、
最近、耳が遠くなって・・・と言って、
ついに見せてくれない。

朝、出勤時澄んだ空に白い下弦の月。
北風に素肌をさらして寒くはないのか？
心もちいつもより白っぽく見えた。
青い空にぽっかりと浮かんでいて、
何かそこには別の世界があるように思えた。

いつもと同じように電車がやってきた。
いつもと同じように人が乗っている。
現実・・・
月の世界はどうでもいい、
今日はケーキを買って帰る。
そう思いつつ開いた扉の中へと入った。