あと一日。

今年もあと一日。
早い。とにかく早い。
365日、何をしていたのか？
これといって思い出せない。

春が来て、夏が来て、秋が来て、冬が来た。
そんな中で、
子供が保育園、小学校を卒業し、
小学校、中学校へとそれぞれ進学した。
それが、メインかな。

春は青、夏は赤、秋は白、冬は黒。
青春、赤夏、白秋、黒冬。
誰がつけたか季節には色がある。

季節には四つしか色がない。
でも、人間には生きている人の数だけ色がある。
そして、逝ってしまった人にも色がある。

それが明るい色か、暗い色か、
澄んでいるのか、濁っているのか、
自分ではよくわからない。

明るければ、澄んでいれば良いとは思わない。
暗くて、濁っているのが悪いとは思わない。
人それぞれだから。

正直に、前に向かって進んでいく。
そうであれば、暗くても明るく見え、
濁っていても澄んで見える。

きっとそう。
きっとそうだ。