おでんくん

お鍋の中にさばの煮つけが入っていた。
皿を探した。
おっと、ちょうどいいのがあった。
でも、一瞬ためらった。
おでん君の絵の皿であった。

彼のキャラクターは好きではあるが、
さばとは合わない。
でも、でも面倒くさいのでそのまま盛った。

気が付いたのであるが、関係なかった。
魚は見て食べたが、絵柄はほとんど見ていない。
妖怪の絵柄でもない限りは気にならない？

そういえば、ここ数十年、新聞の三面欄にある
四コマ漫画も見ていない。
視野には入るが、見ないし、読まない。
それと似ている。

自分が訴えたいこと、見てほしいこと、
わかって欲しいことを、
相手は全く気にも留めていないこともある。

それはそれで仕方がないのであるが、
困るのは相手がわかってくれていると思っても、
わかってくれていないとき。

さらにその事に、自分が気づいていないとき。
どうしますかね？

深く考えるのはやめようっと。
ん～、なるようになる。
それでいいのかも？