手を伸ばせば、とどきそうな、
しあわせ。
もしも、あなたが、そのしあわせを
手に入れることができたのなら。
そのしあわせを、
少し、私にも分けてください。
夢の中でもいい
私にも、少し、分けてください。
私が押しつづけた
時の扉は動こうとしないので、
あまりにも大きくて、重くて、
動こうとしないので、
目の前に見えるしあわせに、
私は、触れることができないから。
足音が聞こえる。
一歩一歩、遠くへと去っていく。
しあわせが離れていく。
一歩一歩、離れていく。
少しずつ暗闇が広がっていく。
光がしだいに遠ざかっていく。
もしも、あなたが、そのしあわせを
手に入れることができたのなら。
そのしあわせを、
少し、私にも分けてください。
夢の中でもいい・・・
なんてこと言われたら、
どうしましょ?
分けてあげますか?
断りますか?
しあわせ。
もしも、あなたが、そのしあわせを
手に入れることができたのなら。
そのしあわせを、
少し、私にも分けてください。
夢の中でもいい
私にも、少し、分けてください。
私が押しつづけた
時の扉は動こうとしないので、
あまりにも大きくて、重くて、
動こうとしないので、
目の前に見えるしあわせに、
私は、触れることができないから。
足音が聞こえる。
一歩一歩、遠くへと去っていく。
しあわせが離れていく。
一歩一歩、離れていく。
少しずつ暗闇が広がっていく。
光がしだいに遠ざかっていく。
もしも、あなたが、そのしあわせを
手に入れることができたのなら。
そのしあわせを、
少し、私にも分けてください。
夢の中でもいい・・・
なんてこと言われたら、
どうしましょ?
分けてあげますか?
断りますか?