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シートのアンコ抜き

2014-12-01 | バイク
『足付き』というのはバイクに安心して乗るうえで重要なファクターである。と私は思う。

実際、250Rからの乗り換えで約4cmも足着きがわるくなり、
いつも立ちゴケの恐怖につきまとわれながら乗っている...。

そこで一念発起しシートの『アンコ抜き』を決意。
効果大なローダウンも考えたが、キットや取り付け、ショートスタンド等で
出費が膨らむので今回は断念。
失敗してもダメージの少ないシートの方を加工してみることにした。
そして、ネット検索で上位に出てくる『MGMスタジオ』というところに依頼。
ここは値段こそ普通だが、施工例も多く返却のレスポンスも良いらしい。
実際、火曜の午前中に送って、木曜の昼に戻ってきた。(早っ!!)

戻ってきたものを確認してみると、
注文通りギリギリのところまで削ってあった。
ただ触ってみると、表皮がフワフワしており
パッと見はわからないが、表皮がアンコから1cmくらい浮いている状態になっていた。


▲見かけの高さと実際のアンコ部分の間が空洞になっている

ちょっと残念ではあるが、致し方の無い事なのか...。

(左がビフォー)              (右がアフター)




▲表皮が張って角が取れてゆるやかになっているように見えるが実際はその逆で、
 座面を水平に削った分、胯にあたる部分は少し尖りぎみなのだ

そして、アンコと表皮に隙間があるので
実際跨がってみると、どうしても多少の『ヨレ』がでる。
跨がっている間だけなので気にはならないが、
長時間跨がった場合『ヨレ』が『シワ』に変わる可能性があり、
最悪、そこから破れて来るかもしれない。
こういったマイナス要素はアンコ抜きをしてみないと分からない部分だろう...。
ただ、施工数が多い業者であれば、ホームページに一言記していても良いのでは...
と思ったりする。

さておき、肝心な『足付き』は改善されているのだろうか。


▲ビフォー。足腰が弱りだす年齢になると、これくらいの足着きでも不安なのだ

▲アフター。2cmの差がこんなにも安心をもたらすのかと実感!!

跨がってみたかんじは、
やはり、両足を地面に着くと股の付け根あたりが少し痛い...。
と言っても、ノーマルと比べてであって、
ステップに両足を乗せると何の問題もなくなるうえ、
信号待ちくらいでは、まったくモーマンタイである。
そして足着は、写真のように約2cmほど改善された。
この効果は大きく、跨がったままバイクを足で漕ぎ動かすことが出来るようになった。
なので、足付きの満足度は80%まで改善された。(ベタ着きが100%として)

この後、約4時間のツーリングに行ってみたが、
走行での乗り心地は座面が平になったせいかお尻が安定。
コーナーでお尻をズラすには向かないかもしれないが、
ズラせないわけでもないので支障はない。
そして4時間乗っていてもお尻は痛くならず、座りの悪さなども無かった。
ついでに、ヨレがシワになることも無かった。

総評だが、
表皮の浮きはBADだが、見た目、乗り心地、足付きはGOOD!!
費用対効果としては良いと思うので、
足付きをよくしたい方にはオススメである。


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