酒とバラと魚の日々

熱帯魚にはまる、ソムリエ・バーテンダーのkinoの日々。

昔行った、ブルゴーニュのカーヴの写真が出てきたので…

2010-10-20 19:14:15 | 
フランスのブルゴーニュ、ボーヌのカーヴ[Marche aux vins]に行きました。この日は他に3ヶ所カーヴを回ったのですが、ここが一番大きい感じがしました。


入り口から入ると、まず料金(当時400円ぐらい)を払うのですが、この時にタストヴァン(ワインのテイスティング用の小皿)をもらいます。返さなくて良いです。



下の写真は、このカーヴでもらったタストヴァンです。ちなみに、ボルドー型とブルゴーニュ型があり、写真のものはブルゴーニュ型です。ボルドー型は全体的に大きく形がシンプルです。



カーヴはワインを最適に保管する為に、地下に作られています。


ワインは光で劣化するので真っ暗です。お客さんの為にロウソクが数本つけられています。


心が少し痛みますが、カメラのフラッシュを付けて撮影しています。



この階段で地下に突入です。




地下に降りたらいきなりオールドヴィンテージのワインがいっぱい。



私より年上の皆さんが出番に向け待ち構えています。フラッシュ御免なさい。
私の生まれ年はフランス全体が悪天候により不作、特にブルゴーニュは、ごく少量の生産しかされなかったようです。年がばれますが…。

当然ここにもありませんでした。




壁は硬く、安全そうです。掘った方はさぞ苦労をしたことでしょう。ツルハシの跡が…



ここは、四角く掘られているのですが、私が行ったカーヴのほとんどは、日本のトンネルのように天井が丸いです。




こんな感じで試飲ようのワインが置かれています。明かりはこのロウソクのみです。ワインの色が分かりにくい為、タストヴァンの凸凹にうまくロウソクの光を反射させます。



このカーヴには30数本のワインを試飲できました。他のカーヴも15~20種類ぐらいあります。しかもほとんどのワインが、高価なものばかりです。シャブリの1級やヴォーヌロマネなど作り手別に数種当たり前に置かれています。


ワインをチェックする為の道具です。機能だけでなく美しさも兼ね備えています。





おいしそうなもの発見!!!


今現在だと、74年はメーカー希望価格150万円ぐらいです。



外に出たら、この建物に張り付いてるツタが綺麗だったので、もしかしたら…と思って近づいてみたらやっぱりブドウのツタでした。実もついていました。なんかいい感じ。




今回はここまでです。まだ他のカーヴの写真もいっぱいあるので、機会があったらアップします。