中国とフランスのジャイアントパンダ共同研究をめぐる契約に基づき、新型コロナ発生の影響で返還が延長されていたパンダの「圓夢(ユエンモン)」が7月25日に、中国四川省の成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地に返還されることが明らかになった。
パンダの「圓夢」は2017年8月4日にフランス中部サンテニャンシュルシェールのボーヴァル動物園で誕生した。「圓夢」は同国で初めて生まれたパンダの赤ちゃんで、翌2018年8月4日には1歳の誕生日を祝うイベントが同園で開かれた。
フランス中部サンテニャンシュルシェールのボーヴァル動物園は敷地面積が44ヘクタールあり、なかでも最も人気となっているのは5頭のジャイアントパンダだ。ボーヴァル動物園で現在飼育されているパンダは、「歓歓(ファンファン)」、「圓仔(ユエンザイ)」、「圓夢(ユエンモン)」、「歓黎黎(ホワンリーリー)」、「圓都都(ユエンドゥドゥ)」の5頭。そのうち、「歓歓」と「圓仔」は、中国とフランスのジャイアントパンダ繁殖協力計画の一環として、2012年に成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地から、10年間の契約でフランスへと貸与されている。http://www.pandatabi.com
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます