朝から心温まるお話を伺いました。
看護師の客人の〔祖父が亡くなったので明日大阪へ…〕の話から死後処置の方法に発展。
彼女達は、生前と同様、お名前を呼びながら、手を上げますよ!体を動かしますよ!と声をかけ
ながら、死後の極部処置・アルコール消毒・メーキャップ・着替えなど、生前の容姿にかわりが
ないように、ご遺体には礼をもって施すそうです。
最近は、メーキャップ用品もいろいろあり、死後数時間は皮膚吸収するそうで、ピーリングをかけ、
保湿化粧水→乳液→ファンデーション→頬紅、口紅の順で仕上げていくようです。
これをすると顔の血色もつやも長持ちするので、少しは家族の悲しみが和らぐのではと…
いろいろ考え、研究されているとの事。
ご家族には、このような場面に同席させてもらい、貴重な体験をさえて頂き有難う御座いました!
の気持ちで向かい合うそうです。言葉で伝えることもあるとか。
このように故人の旅立ちのお手伝いをエンゼルケア、グリーフケア(悲嘆援助)と呼称されているのを
始めて知り、インターネットで調べてみたら、仕事として成り立っているのに驚きました。
グリーフケアは、残された家族の悲しみを癒し、社会復帰への手助けとあり、いつの間にか
至れり尽くせりの世の中に…(チョット疑問??)
グリーフケアについては、取り入れてる病院はまだ少なく、看護師さんのボランティアの範疇だとか。
過酷労働のうえに…、頭が下がります。