昨日の続きばなし…
〔医療の地域格差の拡大〕という記事を読んでも、病院嫌いなもので反応が鈍かったのですが、
そろそろお世話になる世代に突入(??)眼科や歯科ばかりの受診で終りではないだろうな~と、
真剣に考えるようになりました。
現場の看護師さんに依ると医師不足、看護師不足は深刻な問題。
なかでも麻酔医の確保が大変とか。メジャーな分野でないのでもともとが不足気味。
其処へもってきて他の医師に比べ、拘束時間が長いわりに余り認められないので、不満、ストレスが
溜まっていくのは当たり前だと思うと……。
結果、地方に居ても…と中央に、あるいは大学病院に戻るか、独立してペインクリニックを開業へ。
麻酔医が不在だから手術不可能!なんて事情、患者には知らされない話です。
そうか~、だから、緊急の場合他の病院に回されちゃうのか…??
あと、産科医の不足。出産年齢が上がり、その分リスクだけは高くなり、少子化問題もあり、
病院経営そのものが成り立たなくなり閉鎖する処も…。そうなると医院の数が少なくなるわけで、
地域住民だけで精一杯と…。里帰り出産の受け入れ拒否が実行されている地域が増えている
なかで、お産は親元で…なんて夢になりそうです。
そのせいかどうか(?)ですが、レーザー脱毛、シミ取りなどのエステ的な診療をやり始めている
産婦人科の看板が目につくようになりました。
医師免許があれば、3つの科は出来るそうですから…←(これって問題ですよね!)
医は算術ではなく仁術のはず…!
患者が病院、医師を選ぶ時代になったのですから、しっかり見極めましょうね!