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'59 Tele by Dale Wilson ~ 音 unplugged ~

2022年07月17日 | Fender’59 Tele by Dale Wilson











アーチトップを知った頃

「ソリッド・ギターの生鳴りを語るなどナンセンス」

と言い放った漢が
またウダウダこうして語っております





語る意味が

「あると思います」(天津木村 調)





なんせ到着後
ギターケースから取り出し
弦高調整
チューニング
して



♪ジャーーン


と鳴らした一発目から
弦鳴りがじぇんじぇん違ってましたからね


思わず
「どこの弦 張っとんのや!?」

エンドボール覗き込みましたわ
(結果 いつものダダリオでしたけど)






Uネック / メイプル指板の
ノーキャス Relic はちょいとおいといて


AMV
テレカス Relic
と比べると
おもろいくらい顕著で



生音はたしかに太くデカい


単に dB の数値の差はわずかかもしれませんが
鳴り方が違う
としか言いようがありませんな



50g の違いでも数値以上に軽く感じる

ネックとボディの重量バランスがよいと
さらに軽く感じる

アノ感覚に近いかも


===
まるでもっとサイズ感の大きな箱モノを
鳴らしているかのように激鳴り
===
とは ギタステはんの説明文ですが
決して過大広告ではおまへん









そして

トーン

抽象的な表現になりますが
より 音楽的 なトーンを持っているとしか
いいようがありまへんわ



テレカス Relic
鳴りも トーン も大満足なんスが
Dale Wilson に替えると


「あ 違う」

とすぐ分かるレベル



こんなのどーでしょ?

AMV = ハラミ
テレカス Relic = 上ハラミ
Dale Wilson = 特選黒毛和牛ハラミ


うん
この表現が一番違いが分かり易いわ❤


牛肉を木に置き換えれば
そーゆーことっしょ


Custom Shop 用に選別され
 ⇒上ハラミ
そこから
Dale Wilson はんが
「コンコン」指で叩いたり
軽さを量ったり
木目の走りかたを見て
自分のベンチにストックする
 ⇒特選ハラミ








トーンウッド
て言葉があります


わいは Eastman のアーチトップ買う時
初めて知った言葉っスけど


一時 ヒスコレのレスポールで
もてはやされた
「HRM(ハードロック・メイプル)」
(今も使われてんの?)
みたく
「ほんま そんなもん
 あんのかいな??」

胡散臭さいっぱい
やったんスが
クラシックの木楽器では
一般的な用語のようで


選び抜かれたトーンウッド
Dale Wilson はんの匠の技
結晶
がこの一本っしよ










しげしげギターを眺めてみる



































ヘヴィーレリック


これら
剝き出しの導管が
無数のサウンドホールであるワケです





分厚いポリ
ラッカー
レリックのラッカー
ヘヴィーレリックのラッカー


生鳴りが段々と違うワケが分かります





ペダルやシミュレータで音を作るのではなく
単純回路の真空管アンプ達に

のわいには
生音の質は極めて大事








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