2日目の走行距離：171キロ
総 走行距離 ：307キロ
久しぶりのカブ旅。2年ぶりになってるとはつゆ知らず。
それでもって、たつの市からの出発は、初めてなのだ。
今回の目的地は日帰りでも全然行けてしまう神鍋高原なので、余裕の出発。
「出発進行！」「おぉぉ！！」
と機嫌良く走り出すが、携帯電話忘れたり、庭に水まきするのを忘れたりとで、何度振り出しに戻ってるん？
双六ならば最下位決定。
リーダーなぞは
「昼ご飯食べてから行く？」
なんて言ってる始末。。。
なんやかんやとあったけど、無事にたつの市を”朝”と言える時間に脱出する事ができた。
そんな 朝とはいえすでに炎天は猛威を振るっている。
まず、水分補給のために『道の駅 いちのみや』で停車。
ここに来て、買わないわけがない 絶品”スイートポテト”。
ガマンできずに カブを炎天にさらしながら、あたし達は神社の木陰でモシャモシャモシャ♪
さて、再出発とカブに跨がると......シート熱っっ！！！お尻を軽く火傷するほど。
いちのみや からはほとんど車の通らない快走路を通って山へ入って行く。
登り坂は体力に不安のあるカブちょろだが、まだまだ少々の登りなら大丈夫さ♪
渓流を眺めダムを眺め、つくづく近くに良いところがあるなぁ～とうれしくなってしまう。
そんなR29を機嫌良く走っていると 本来曲がるべき道を的確に右折するリーダー。
が、あたしはそこでリーダーを呼び止める。（無線レスな旅なので、けたたましくピ～～～！とね）
「このまま国道をちょっと行ったら”そうめん流し”あるよなぁ」
「行きたい？」
つことで、右折を取りやめ直進方向へ。
そこから2～3キロで目的の『滝そうめん流し』へ到着。
詳しくはブログ記事で。
リーダーにとっちゃあ腹3分目？なそうめんを食べ終えるて振り返ると、お待ちの方がどっさり。
みなさん、お手軽に涼を求めてるのねぃ。
そして、ほんのちょっぴりだけ重くなったあたし達を乗せてカブ～ずは再び先ほどの分岐へ。すんなり左折し登り坂を行く。
あ...カブちょろがだんだんおいて行かれる...。
荷物満載のカブ兄さんなのに、さすが4速＆110ccの体力！！
坂道をグイグイ登って行くではないですか！？
90ccカブちょろは ウンウンと唸るか、自転車にも劣る速度かの二択を強いられてますが？
ウンウン唸らせるのが苦手なあたしは自転車にも劣る...いや、人が歩く速度にも劣るやも知れぬ亀亀走行で若杉峠へ。
カブ兄さん、待たせたねぃ。
そこからの下りが
「あ～～～～～～～～～～～！！」
てな具合。ほぼ理解不能でしょうが、簡単にいえば 急勾配＆クネリの合わせ技。
うーむ、この辺りはどの道をチョイスしても カブにゃあ辛き試練が与えられる道ですな。
養父のやっぷーに迎えられて街に降りてきましたよ。暑い。。。
しばらくはガマンの走行。
神鍋に着けば涼しいはず。と言い聞かせて走る。
（暑いって言っても 大阪の暑さとは違ゃいますがね。生きて行ける暑さなり）
八鹿（ようか）で道に迷い、九鹿（くろく）で軌道修正し、14時頃にキャンプ場に到着。
さっそく設営をはじめるが、喉が渇いたので水分補給。っとっと？
リーダー！自販機がキャンプ場内にないです。道の駅まで買い出しにゆきます！！
道の駅がすぐ近くのキャンプ場って便利ぃ～。その上温泉もあるし。
設営を終え、買い出しをすませ、道の駅併設の温泉『ゆとろぎ』に浸かり、さぁ ご飯。
一般的にキャンプ場ではバーベキューとかカレーとか？
キャンプ上級者？なあたし達はなぜか近くのお店へ、徒歩で。。。
『てんの店』でカツ丼やカレーや焼き鳥やあれやこえやで盛り上がり......って生ビールが目的かい！！
いやはや、上級キャンパーならではの暴挙ですな。
だって、だって、バーベキューだったり、薫製だったりってのはウチの庭でしちゃうもの。。。
何しにキャンプ場まで行ってるの？と聞かないでください。。。
そんなキャンプ初日もすっかりカブキャンプらしく終了？？？
朝は、昨日 道の駅で買った『Pain de A』のパンとコーヒで。
いつものキャンプで定番のランチパックとは違った、ちょいと贅沢な感じのモーニングタイム。
のんびり過ごして 撤収。
自然を生かした水道。ちゃんときれいなお水が出ますよ。ちゃんと。
サイトにはアジサイがまだまだ満開。
帰りはどこへ寄って行く？と考えたけど今イチ良き案がでてこない。
風の向くまま、気の向くままカブを走らせましょうぜ。
とりあえず 昨日とは違う方向、鳥取方面からの帰路へ。
しかし、国道9号線は車の流れが速い。
よって、カブはほぼ路側帯走行して抜かして行ってもらうんだけど、気が疲れる。
早く山道、農道、田舎道を走りたいよ～。
やっと田舎道だー！と喜んだのもつかの間。
リーダー！この林道はカブちょろではかなりキツいです。
不本意ながら2速走行を強いられているのは当然なのだが、それでも登ってくれないところが...。
くぅ～、スイスイ登って行くカブ兄さんが恨めしい～～～。
暗い林道でその差はぐんぐん広がって行く。待っててねぇ～。
やっとこさで『十王峠』をクリアし、カブちょろのレベルがまた一つアップさ。金貨ももらえちゃうかも？
山を下りてしばらく走って行くと、だだっ広い田園風景。右手の山の上に見える風力発電の風車がグルングルン回ってる。
カブも飛ばされそうな勢いの風。正直ちょっと気を緩めると流されてたりしたし。
そんな暑さ以外にも風とも戦い、『道の駅かわはら』へ到着。
バイク置き場にはスクーターが1台のみ。今日はバイク少ないね。と思いながらカブ～ずを停める。
いっちょまえのバイク置き場に原付3台。あは。
鳥取牛の焼き肉定食をガッツリ食べて、道の駅の近くの河原城へツターーーーッ。
このお城は入場無料ながら中ではたくさんの展示物や八上姫のラブストーリの映像など楽しめるし、なにより展望が良い。（あまり高すぎないのがいいのよ。）
さ、まだ鳥取。家までまだまだ走らなきゃ。
しかし、そろそろカブにもご飯をば。
国道53号の智頭ICの近くのセルフのGSで給油していると、スタンドの人が手作りドーナツのプレゼントを持って来てくれた！
麦茶もどうぞって、なんてイイGSなんだ。
ありがたく頂戴して、近くのローソンでコーヒーを買って オヤツにさせてもらいましたよ♪
カブもあたし達も満腹で再び走り出す。
次に停車したのは『副ヶ滝』
滝自体は”ちょろちょろちょろ.......”って残念な滝だけど、千代（せんだい）川の水は冷ゃっこい！！
足の先っちょがキンキンに冷えるまで川で遊んでしまったよ。子供や。
その後は車が激走（鳥取道のペースで来るのよ）する恐怖の『志戸坂トンネル』をクリアし、大原の宿へちょいとお立ち寄り。
本陣などが現存している町並みが見物なんだけど、暑いのでターと見てお終い。
また今度。
あまりの暑さに かき氷休憩を1度はさんで佐用へ。ここまで帰って来たら自宅はもうすぐ。
カブ道と命名してもよさげな裏道を通って......と、対向からの車が何気に多いけど？
「あっ！ヒマワリか！！」
大きな道に出たら車がパッツンパッツン詰まってる。更に裏道を通って渋滞クリア。
ついでに裏からヒマワリ見学。 ヒマワリのブログ記事
最後に遅っそいプリウスのせいで、坂道で撃沈しかけたカブちょろでしたとさ。
暑かったけど、バーベキューもしてないけど、カブキャンプ サイコー！！
燃費：カブ兄さん（Super Cub 110PRO) 77km/l
カブちょろ（Super Cub 90) 60km/l（途中で携行ボトルからの給油をしたので正確ではなし）
