二輪旅道中記

リーダー竜生とサブリーダー千絵のバイク旅紀行 *** since  2004***

【小豆島ツーリング2日目】

2013-07-14 | 道中帳ーCubの巻

2日目の走行距離:66キロ

総走行距離 :137キロ


7月14日(日)晴れ


夜中に雨が降ったようだけど、テントじゃないから気にしない。

蚊取り線香で燻されそうになってたみたいだけど、リーダァが薫製の危機を回避してくれてた。

扇風機もあるし、あたしは機嫌良く目覚めた。

膝の腫れと痛みは別として。

階段が降りにくいのは別として。


膝に冷えピタ(湿布持ってなかった。)を貼り、

のんびり朝ご飯をして、撤収作業。

テントがないから簡単なもん。


キック&キックの『かぶちょろ』と親指シュルルの『兄さん』。

膝の痛みを抱えるあたしを気遣って

「バイク替えよか」

とリーダァが提案してくれる。

けど、あたしの愛機は『ちょろ』。

この子に乗ってツーリングを終えるのだ。

毎回のキック。がんばる。


管理人さんとちょいと会話を交わし、また秋に来たいなぁ。との思いを胸に出発。


 

高温になりそうな朝を走り、

キャンプ場からすぐ近くの『オリーブ園』に到着。



オリーブの原木。

正確には原木の二世。

写真の撮り方がへたっぴですみません。右のちょっと大きな木がそれ。

家の庭にもオリーブの木が欲しいと思っていた。今日までは。

こんなになるなら、いいや。

蝉が鈴なりで鳴いてるし、いいや。


ジュンジュンうるさく鳴く鈴なり蝉の軍団に体力を奪われる。

オリーブの木ってのは蝉のアパート。それも都会の。

過密におらっしゃるわ。


さらに歩いて ギリシャ的な風車前で。

かなり暑さと蝉にへたりそうだけど、全力で。

 

全力でポージングし、さらに蝉に体力を奪われたならエナジー補給。これ、必須。

オリーブソフト。

オリーブの葉っぱが入ったソフトは、オリーブオイルの風味じゃなくって抹茶風味。

オリーブの葉っぱは抹茶に近い。ってことを舌で実感。

どこで言うべきかはわからないけど、こんなこと一つ知ったぜ。


さらに、熱帯な島を走る。

途中、閉まってる薬屋さんから無理くり湿布を購入したりする。

「おばちゃん、ありがと~~~。おかげで楽になったよ。」

あと、カブ兄さんの突然のエンスト(原因不明)を経て『醤(ひしお)の街』へ。


ある地域に来ると醤油というか醤というかなんというか強烈なにおいが。

ずっと嗅いでると三半規管が変になりそなほどの強烈さ。

あたしはこの周辺には住めないと思うほどの。

離れてもしばらくは鼻ににおいが残るほどの。

マルキン醤油の工場。

相当、目に染む大豆の発酵臭に誘われ?

見学。

 

醤油館は210円の入館料がいるけれど、醤油の小瓶が付いてくる。

別に要らんけど付いてくる。

どうせなら醤油の種類(こいくち、うすくち、だししょうゆ等)を選びたい。

だって、昨夜も丸大豆生醤油買ったし。

家にも未使用の醤油(1.8)×2本あるし。


それに地元のヒガシマルの『うすくち龍野醤油資料館』ならお土産ないけど10円なんだけど。

こっちのが良くない?

同じような展示だし。


ちょこちょこ見てるけど、なんか時間がいっぱいある。

持て余すってのはこのこと。

ツーリングでこんなに持て余したのっても初めてかも。


そこで提案。

「二十四の瞳映画村に行ってみよか。」

サブリーダーはまだまだ島に残ってたいので。

 

 海沿いの気持ちよき道を爆走すると、

 

岬の分教場

 

詳しいことは、各自でHPはこちら

中にゃ入ってないけど、こんな感じ。

窓の外から背伸びで撮っちゃった。あかんかったかな?

 

 

しかし、懐かしい小学校の景色。

 

あー、あの三角定規。でっかいチョーク付けるコンパス。あった、あった。

ここまで古くはなかったけど、あった。時代が近い?え?


そこから、ヘルメット要らんやろ。と思うくらいの距離を走り 到着。

駐輪場に案内されるとこの様で。

カブサイコー。

ハタカブさん。うらやましいぃ~。新しいクロスカブさんも居ます。黄色っか。

でもうちの子一番です!!

時速50~55キロで異音発するうちの子サイコー。

オイル交換に300キロも過ぎてるうちの子サイコー。

マフラーが錆さびでものうちの子サイコー。

面倒見てやっておくれ!!はい。

 

 

映画村の村前のお店でお昼。

シラスがたっぷり乗った丼そうめんのセット。(950円)

たっぷり載ってるシラス丼。。。うまうま~~~!!!釜揚げシラスが苦手な竜生もグー!とのお墨付き。


うまい気分で映画村。とは行かず、見学なし。

二十四の瞳にゃ興味ないし、ひまわり咲いてないし。


それではそろそろ帰りますか。

海側?山側?

酷暑なら山をチョイスっしょ~。

と、山越えで。

カブなのに山越え。

かなりのチャレンジャー。


山側は気持ちのいい快走路。

距離はないけど、北海道やらのステキ☆道を彷彿。

脳みそのこしあんも粒あんぐらいになる涼しげな山道。

 

おっぱい島(勝手に命名。実のところ お山が3つもあるっぽいんで、おっぱいじゃないんかも。)

なんで、カブ~ずの向きが違うん?そこの謎は謎のまんまで。


舗装林道的なクネクネも行き、港へ到着。

こちらは100分の船旅。

一番最後に乗り込み、最後の脱出。


降りた地元は危険地区。

雨雲を見ると北の方向真っ赤っか。

ウチは姫路飾磨港より北。

あかん。北の方の空が真っ黒。

ビカビカ光ってるし。


濡れちゃいけない荷物はボックスに詰め込む。

カッパ準備。

ウチの近所は田んぼだらけ。

カブでもかなりの突出物。走りゃ、雷落ちそう。

ドキドキしながら進む。進む。

難なく自宅到着。

 

さ、荷物降ろそか。。。

 

ざーーーーーーーーーー!!!!!!

 

これぞ危機一髪。

夜まで降り続く大雨。

楽しいツーは最後までラッキー♪


膝の痛みはさておき。。。。。


小島をを走り切るカブ旅は何よりサイコー!!



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