二輪旅道中記

リーダー竜生とサブリーダー千絵のバイク旅紀行 *** since  2004***

【紀伊半島 東半分ツーリング 1日目】

2009-08-17 | 道中帳ーCubの巻
 
8月18日(火) 晴れ
 
本日の走行:179.6キロ
 


朝6時過ぎに自宅を出発する。
カブでの旅はいつも早起き。それは、カブで200キロぐらいの行程を何時間で行けるのかが いつもわからない。だから。

出発して京都に入るとすごく寒い。
今真夏ですよね?なのにナイロンジャケットを着込むとはね。


順調にまずは道の駅 針ラスで休憩。
まだ8時にもなってないっす。
リーダーはりきりすぎ+カブ~ず 飛ばしすぎ=とっても、寒い。この方程式が成立ですよ。

その後、奈良県は榛原で第1回給油。ここまで来ると暑くなってきた。
やっとロンTで十分。ザッツ・カブスタイル。
危険物取扱資格保持者のリーダーに携行ボトルにも容れてもらった。これでガス欠も怖くないぞ、と。

R370号をひたすら南下する。
傾斜も緩やかなので何の苦もなく169号へ入った。

この辺りに来るといつも買う 柿の葉寿司の松屋さん にてサバ5個サケ5個を購入。


お昼ご飯にしよう!と カブのボックスに入れてウキウキ発進。

左手にダムを見ながらの快走路........ではあるが、荷物満載のカブ~ずは のぼってくれません。
おしりをうんしょっこらしょと動かしてみてもカブのトルクは変わんねーよ。もどかしゅい。

なんとかかんとかのぼって 道の駅川上で休憩。
朝からカブに座って風に当たってるだけなのに小腹が減る。
でも、ここでは先ほどの柿の葉寿司は食べずにがまん。お昼ご飯まで温存♪
とはいえ、この道の駅のお蕎麦はマズい。だからおうどんで小腹を満たして、再出発。

が、なんか時間が早くね?このまま行くと、お昼前にキャンプ場に着く勢い。
ここはひとつサブリーダーのあたしはリーダーに提言しましたよ。
「スピード出しすぎ。ゆっくり行こうよぉ。」


しばらくの快走路をトットコ…というか、スタタタ…というか、ズオォォォ~!てな勢いで 荷物満載のカブのくせに、時間が早いってのに、あたしの意見も全く無視で車を追い抜く暴挙に出たりもして。

あっという間に道の駅上北山。
また休憩。道の駅ごとで休憩してるかも。
疲れ知らずのカブなんだから一気に100キロや200キロいけちゃうけどね。
ここはちと、やはりの時間調整ですよ。

駐車場の警備員さんがカブ~ずを誘導してくれたのはよいのだけど、ココ歩道ですよ。
ま、イイのか。カブだから。
駐車スペースを取るのも気が引けますからね。

道の駅の裏手の川を眺めながらのコーヒータイム。
山あおいなぁ。川きれいだにゃ~。あぁ、のんびりしてるな~。



さてさて、また出発しますか。
今度はのんびりトコトコトコーーーと走って15キロぐらいでまた停車。
まだ11時ちょい過ぎだけど、下北山スポーツ公園でお昼ご飯をするのだ。
あまりキレイとはいえない池の畔のベンチに座って、先ほど買い込んだ柿の葉寿司をほお張る。

「この塩梅がたまらんよー。おいしいーねー。」

イトトンボを追っかけたりして奈良県南部の水際にてひと時を過ごす。BGMは井上陽水の少年時代ってとこで…。

よっこいしょと腰をあげ、満腹の2人は 日差しが強くなって来た山間を再び走り出すことに。


ただひたすらR169号を行く。
満腹で眠くなりつつ貯水池なぞを眺めながら走っていると、突然ダムが。
それでもって、国道はこのダムの上を走る事になってるじゃないですか。
とりあえずダムの上に停車してみて眺めてみると、
「ひえぇぇぇ~!高いぃぃぃ~。」

ひゃー怖かった。写真撮るのもリーダーに掴んでてもらわないと撮れなかったさ。
眠気も一気に覚めるというもの。

ダム上から狭めの道をズンズン進んで行くと、『全国唯一飛地の村』の看板が出てきた。
奈良県と三重県の中にポツンとある和歌山県は北山村だ。

新宮ラブな北山村は、新宮が和歌山になったので、ぜひ私たちも和歌山に!との熱烈な思いで、和歌山になってしまったらしい。不便そうなのにねぃ。純愛ですな。

その飛地の北山村に『上瀞橋(かみどろばし)』という吊り橋があり、ツーリングマップルには
「バイクで通行可能な長い吊り橋あり 勇気のある人はどうぞ」
とある。
あたしは勇気が全くないのでパスです。
しかし、勇気ある我らがリーダーは行っとくでしょう!


横が低い位置でのワイヤー4本のみなので、何かの魔がさしてハンドル操作を間違えた時にゃー…おー怖っ。
さすがのリーダーも往きの半分ぐらいまではかなりの恐怖だったそうな。復路は余裕の笑顔か…な?




これでリーダーの勇気も証明され、勇者のレベルが1つアップしたことだし、この橋のすぐ隣のキャンプ場で今夜は過ごす事にした。

夕食は道の駅のレストランで「けいちゃん定食」を食べるという超手抜きキャンプ。
なので、買い出しは明日の朝のパンとか主食のビールのみ。
来る時に通った、村の商店へ行ってみた。

ちょっとちょっと、あかんやろ~。
3週間前に賞味期限が切れたパンやらスナック菓子や黒ずんだマグロを置いてたら。。。
田舎の小さい商店ってこういう事が多々あるのだ。
よーく見て買い物をしなくては、お腹がエライことになるぞ。

無事、賞味期限内の商品の買い物もでき、お腹の健康も保たれたので、温泉にも入って満天の星空を眺めつつ乾杯。
ビールが旨いっ!そして、流れ星がキレイだったぁ♪(リーダーは見られず、残念)

 

 

2日目へつづく


 
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