本日の走行:652.5キロ
自宅→大山崎IC→名神→吹田JCT→中国道(グルグル)→美祢IC→R435 →秋吉台
→ R316→道の駅おふく→R316→美祢・宿
毎度の事ながら、紆余曲折ありましてのドタバタGWツーリングの開始。
今回も初日の宿だけは確保して、後は野となれ山となれの心意気。よって 緊急用テント&シュラフも積んでいくことに。
さて、大型連休初日の中国道の渋滞は道路情報を見なくても予想がつきますってなもんで、先手必勝! 早朝4時30分に自宅を出発。
まだ月明かりの元の出発とは意気込み十分!
今回は高速道路をひた走って山口県入りの予定、そう予定…。
机上の計算じゃ600キロ?なんだか午前中にも着いちゃう勢いですなぁ。
などと余裕をかましていたのもつかの間。
【トラブル1 ぶくぶく。。。。。】
中国道『113.1キロポスト』千種川手前にて前方走行のZ750S男前号が減速するじゃないですか?
追越し車線から一気に路側帯へ移動&停止。
「ど・どうしただ??急な腹痛か??」
停止するや
「バイク壊れた!」
・・・竜生の悲痛な叫びが!
聞くと、いきなりエンジンがストップしたもよう。
兎にも角にもうまい具合に狭いながらも路側帯に避けることができてよかったぁ。
何故って?よく見ると、前方は橋上、過ぎるとトンネル。それも2連続。
あんな中で停まった日にゃ命がないよ。 くわばら、くわばら。
当の男前号はというと イグニッションを回すだけで、ガソリンがタンクからオーバーフローすると言う深刻な容態。
JBRに連絡して返答待ち。
そんな中でも狭い路側帯のすぐ横を何も知らないハイスピード車はガンガンと通過してゆく。 キョワイ…風圧で飛ばされそう。
こんな危険な場所はひと時も居たくないというあたしは、嘆きの夫を残してすぐ先の佐用IC で待つことに。
ああ、この時点でGWツーリングはジ・エンドか?!ここはまだ兵庫県だよな。
短い旅だったなー。いや待て、一旦家に帰って シェルパで再出発とういう手も…
とか考えながら佐用ICでしばらく待っていると、男前号が自走でやってくるじゃないですか? 笑顔の竜生と供に…
あれは夢か幻か。
事の顛末は、先日男前号のタンクを上げてあーだ・こーだと作業していた時に、ガソリンを供給するホースが抜けかけていた ようで、走行中に完全に外れたもよう。
あたしが去った後に竜生が一人寂しく弄ってみて発見できた次第。
カチ☆とはめて、レッカーは丁重にお断りをしてツーリング再開。
機嫌をとりなおして出っ発~!
東城IC過ぎて本村PAを過ぎ…
「広島じゃけんなぁ~」
広島弁ってこんなんだっけ?と考えてると ここに来てまた前方男前号が減速。
今度は何だ?レーダーが何かを感知したか?それとも、やっぱしダメだったか?
【トラブル2 備えあれぃ】
「ガス欠!」「はぁぁ?」
どうも、スペック上のEランプが点いてからの残容量が間違っていたようで、ギリギリまで使い果たそうとする貧乏根性が 仇となり、いとも簡単にガス欠です。
お~ぃ!!勘弁してくださいな。
今度も自力で何とかできるさ。
ああ、やってみようではないかと、男前号を高速上に置き去りにして F800Sハイジ号タンデムで ガソリン求めて往復60キロ。
ガス欠地点から庄原IC下り口まで2キロ(危険を省みなかったらば 歩けたじゃん?)
ガソリン購入→庄原IC乗る →中国道30キロ→東城IC下りる→東城IC乗る→男前号が待つ地点へ28キロGO!
そうやって無駄に走らされたハイジ号。
もう~、これからは早めの給油を頼みますよ。
幸先悪いツーリングだなぁ、まったく。
途中のSAで昼食時も竜生のオーダーが通っていないという泣きっ面にハチ状態の悲しい出来事も、命の泉・カップラーメンを 食べて乗り越えて目的地点の山口県・美祢IC到着。
色んな事件があったにもかかわらずこの時点でも 14時前だったので、秋吉台目指して走ろうってことに。
しかし、600キロ以上も高速道路を走っていると、下道を走る感覚がすぐには戻ってこないもんですなぁ。
やっと感覚が戻った頃に秋吉台に到着。
壮大なカルスト台地の景色と暑い日差しにお迎えされた。
ひとしきり景色を堪能して、今日のお宿がある美祢へ 来た道とは違う道でクルンと引きかえす。
夕ご飯は寂しい美祢駅前にある飲み屋街?のようなところの居酒屋で。
ふらっと入ったんだけど大正解!!安くて旨い!
あたしは生まれて初めて口にするモツ鍋(この店じゃ、よねちゃん鍋)サイコー。
トラブル続きの山口入りだったけど、旨いお酒と旨いご飯で機嫌よく1日目を締めくくれた。
2日目へつづく