気ままに一筆

心に引っかかった居心地が悪い出来事や、心の隅で湧き上がってくる日本の風習への思いを感じるままにつぶやいています。

ACP: 認知って 任意後見制度

2024-11-16 15:02:58 | 日記
ふと思った。自分が認知症だといつ気が付くのだろう。

・施設で働く職員さんのつぶやき

 『入所者の男の人は、大きな声で「飯はまだか!」ばかり、聞いているのが嫌になる。』

 『そうそう、やたらいばっている人多いね。』

 『女の人は、にこにこ笑っているか、ブツブツ文句言っているか、、。』

高度成長期にガムシャラに働き、家庭の主で『俺に従え。俺が養っている。』そんな男が強い時代、女性は職場の花と若さに価値があった時代。そんな昭和を生きてきた人達。現場の職員には、扱い安いおばあちゃんと扱いにくいおじいちゃん。

▪ノーマライゼーション 自己決定の尊重

2000年に成年後見人制度が、明治時代に定められた禁治産者法を改正して施行された。それまでの家の財産を守るためのものから、個人の権利を尊重しその人らしい生き方を支援する法律になった。法律は、変わったが人間はそう簡単に変われない。上と下。今より人間関係が太く強かった時代にどれだけ周りに気を使い、勝ち組・負け組と戦った事か。そんな人達の思いを、『飯はまだか!』としか言えない人の思いを、今の職員は理解ができるのか。理解が出来たとしても心で受け止められるのか。扱いやすい年寄りには、やさしくする。取扱いにくい年寄りには、少し距離を置く。

・認知症を発症する前に 年寄りも自己防衛を

 ただガムシャラにみんなより良い生活をする事、流れのままに働いてきたから、仕事以外の話が苦手な年よりだから、頭が、ハッキリしているうちに自分を振り返ってみると良い。そしてノートに書いておこう。そうしたら、『飯はまだか!』の言葉以外、沢山の言葉が認知力が劣ろいても口から出て来ると思う。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 大谷選手はユニコーン | トップ | ACP: 被後見人になったら、、... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事