気ままに一筆

心に引っかかった居心地が悪い出来事や、心の隅で湧き上がってくる日本の風習への思いを感じるままにつぶやいています。

ACP: 被後見人になったら、、考えた、、。

2024-11-18 15:08:04 | 日記
 
成年後見制度は、被後見人=後見人を付けられた人と後見人=被後見人の日常の生活に支障をきたさない様に財産管理や身上監護の事務行為を行う人の法律制度である。後見人には、法定後見人と任意後見人の区別がある。
 ➀法定後見人は、被後見人(認知能力が低下した例えば私)に『今日から、貴方の後見人です。』と『通帳は』『お金は何処に置いた』と『これからは、私が管理しますから安心して』と親切そうな笑顔でやってくる家庭裁判所から選任された人。被後見人(私)は、この人知らない『こうしなさい。こう決まったから』と指示してくる。でも、その時には被後見人(私)はこの知らない人に自分の意見や、言い返すこともできない程、認知能力がなくなっているかもしれない。訳の解らないうちに、住み慣れた家やご近所から遠く離れた見知らぬ人達の住む所へ連れていかれている。そしてその場所が被後見人(私)の終の棲家になるのだろう。親戚との付き合いがあまりない被後見人(私)の決まった老後の姿である。
 ②任意後見人は、まだまだハッキリ判断能力がある私が、私の認知能力が低下し自分の意思を表現できなくなった時の為に、信頼する親族または友人に、私の日常生活や財産の運用をする代理権を委任する契約を取り交わし、公的にも契約書を登記して私の認知能力が低下した時から、私が望んでいた日常生活や財産の管理を委任した親族や友人に実行してもらう人のことで、表現能力が衰え周りの人と意見が交わせなくなったとしても、医療行為や延命治療についても私の思いを理解して、私の望んだ最期をむかえられるように努力してくれる人である。
 自分が死んだ後の事も、死後事務処理の契約を同じようにしておくことで、親戚や友人に自分の思いを伝えられ、安心して最期をむかえられる。
成年後見人として、後見人になった時の事ばかりを思い描く事が多いのではないか、自分に後見人が必要になった場合は、、、、。
被後見人となったら、、、、と
 
私は、何々です、と言えるように自分自身を振り返ってみようと思う。 
 
ライフプランを書いてみようか。
 
               

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