様々な文化が集約されています。パレルモはシシリー島の玄関口で、イスラムの
影響を受けた街並みや建物が残された大都市です。 新鮮な魚介類、野菜や
果物があふれるグルメの町でもあります。冬でも温暖な気候です。
パレルモ市立近代美術館収蔵のラグーサ・玉のブロンズ像
パレルモに住んだ最初の日本人、ラグーサ・お玉
の胸像。 彼女は明治政府が招聘した美術教師、
Vincenzo Ragusa の妻として、パレルモに住んだ。
ヴィンチェンツォ・ラグーサは現東京芸大の前身、
上野美術学校の彫刻の教師で、清原玉は絵画の
生徒だったという。最初の日本人の女流洋画家で、
半世紀以上をパレルモで過ごした。
ずっと以前、ラグーサ・お玉の自伝か、彼女の妹さんの口述を本にしたものかを読んで、感動した
記憶がある。その本を探しているがまだ見付からない。図書館にあるかもしれないので行って
みようと思っている。
ラグーサ・お玉(清原玉)の画