4月11日(月) サギがじっと水面を見つめています
その視線の先にはたくさんのモロコが群れをなして泳いでいます
サギたちはごちそうに多数集まってきます
獲物に狙いをつけています
水面には散った桜が流れ、水中にはたくさんのモロコが泳いでいます
サギがその群れに定めをつけて近づいていきます
静かに静かに近づいていきます
群れにたどり着いた瞬間 素早い!! あっという間に水中にくちばしを突っ込みます
ものの見事に捕まえていました かなり大きなモロコです
長いくちばしでモロコを挟み、落とさずに口元に運んでいきます
まだモロコは生きていて動いています 少しでもつかむ力を緩めれば落としてしまうのでしょうが、うまいものです 落とさずにのみ込みました
こちらは「オオバン」 黒くていかつい感じで獰猛に見えますが、こちらは草食 モロコは食べません
4月17日(日)今日も多くのサギが集まっています 前回はシラサギでしたが、今回はそれより大きなサギ 大きいだけあって、シラサギより水中深く顔を突っ込んで捕食していました
大型のサギ 獲物を見つけて狙いを定めました 近づいていきます
こちらはさらにスピードが速い 顔から水中に突っ込みました 水しぶきががります
見事に捕まえていました
捕まえた場所がモロコのしっぽの方で、モロコは激しく動いています
それえも落とさず上手に口元へ運んでいきます
この時期がモロコが一番多く遡上しました。鳥たちもエサ捕りに夢中でかなり近づいても逃げずに近くから撮影できました。これ以降は、田植えの影響で水が濁り、モロコたちの姿が見えなくなりました。
モロコが少なくなると鳥たちも警戒心が強くなりちょっと近づくとすぐに飛び立ち逃げてしまうようになってしまいました
セキレイも川に飛ぶ虫を捕食していました
4月後半 サギはモロコを探していました
厄介者の鵜が縄張りに入って食い荒らしています 大きなサギは鵜に近づき威嚇します
鵜が退散していきました
これで「第3編 サギとモロコ」は終わりです。主人公はモロコです。毎年毎年遡上してくれる「モロコ」。モロコが卵を産みに来てくれるきれいな川であるように努めたいと思います。しかし、気になるのは、ペットボトル、ビニール袋等廃棄物が多いこと
田植えの時の濁り水、たんぼからの農薬・肥料と汚染物質の流入が気になります
琵琶湖固有種の「本モロコ」存続のために今から手を打ちたいものです。
次回「第4編 クレマチス」4月の最終編です。
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