竹林亭白房

六代目枝鶴「くっしゃみ講釈」@J:COM寄席

□本日落語二席。
◆六代目笑福亭枝鶴「くっしゃみ講釈」(J:COMチャンネル『J:COM寄席』)。
DAIHATSU心斎橋角座、令和2(2020)年1月1日(「新春揃踏角座落語づくしの会」)。
当代枝鶴の「くっしゃみ講釈」は五年前に、「NHK上方落語の会」で演ったものを聞いている。自分は、まだDAIHATSU心斎橋角座へ行ったことがないので、ここがどれほどの会場なのか知らない。ただ、これ以前の〔DAIHATSU MOVE〕道頓堀角座と同程度なら百人ほどで満杯といった小屋なのだろうか。とすれば、以前枝鶴がこれを演ったNHK大阪ホールの規模とは大違いだ。

このネタは落語のなかで講談の「難波戦記」を語る場面があって、ある意味、ここはちょっとした見せ場だ。これを演ったときの客の反応が次の展開への弾みとなると思うが、それはDAIHATSU心斎橋角座とNHK大阪ホールでは雲泥の差というものだろう。

そう思って聞くからか、どうも今回の枝鶴の「難波戦記」は心なしか元気がないように思えた。これはただ客数の問題でもないかもしれない。昔から、思っていることだが、松竹の演芸場に来る客は、どうも今ひとつ硬さがほぐれていないようなのである。

◆『笑点』大喜利:春風亭昇太(司会)/三遊亭小遊三・三遊亭好楽・林家木久扇・二代目林家三平・六代目三遊亭円楽・林家たい平(日本テレビ『笑点』第2700回)。
後楽園ホール、令和2(2020)年2月15日収録(2020年3月1日OA)。
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