竹林亭白房

茶楽「子別れ」★落語

□本日落語二席。
◆三笑亭茶楽「子別れ」(TBSチャンネル『落語研究会』)。
東京日本橋公会堂(日本橋劇場)、令和6(2024)年1月25日(第667回「TBS落語研究会」)。
下の「子は鎹」のみで演る「子別れ」である。それにしても、速い。番頭さんと熊が話しながら歩いていたと思ったら、即亀と遭遇。熊と亀が話していたと思ったら、即亀が帰宅。亀が母親に叱られていたと思ったら、即鰻屋での亀・熊・母親(女房)の場面。そして落げである。

全体で約二十分くらいだ。ふつうは短くても三十分は演るか。演者によっては小一時間もかけるのではないだろうか。こんな駆け足の「子は鎹」は初めて聴いたような気がする。ただ、それでもいちおう噺としては構成も含めてきちんとまとまっているので、こんな演りかたもあるんだなあと。

あと、従来型と違うなと思ったのは、熊が亀に演る小使が1円だったこと。ふつうここは50銭じゃなかったか。また、母親が亀を叱ってぶとうとしたときに手にしたのが金槌。ここも、ふつうは玄翁だろう。これは玄翁が死語だからか。

◆『笑点』特大号「昭和歌謡大喜利」:桂宮治(司会)/桂伸べえ・林家きよ彦・瀧川蛙朝・柳家やなぎ・古今亭雛菊・昔昔亭昇/※座布団運び:立川生九郎(BS日テレ『笑点』特大号第518回)。
深川江戸資料館小劇場、令和7(2025)年2月11日OA。
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