竹林亭白房

「サンデー俳句王」2020/2/16号★俳句

昨日は『サンデー毎日』発売日。「サンデー俳句王」で入選があった。せっかくなので入選作を紹介しておきましょう。 

○客の来ぬ易者まどろむ春の夜
(『サンデー毎日』2020/2/16号「サンデー俳句王」/佳作/やくみつる選)。 

街中で易をやっているのを見るのは、都市部ならどこでもあることなのかどうか。大阪ミナミを歩いていると、頻繁に見るのである。主として千日前近辺に集中しているようで、たぶん少なくても十人はいると思われる。

キタはあまり歩きまわったりしないのだが、どうもあまり見たという記憶がない。たとえば、いちばんいそうなところを思いうかべると、北新地だろうが、まったくいないのではないかと。どうだろう。

さて、そのミナミの易者は、嗚呼、店を出しているなあというのは見ても、客がついているというのになかなか出くわさないというのも、一つの特徴だ。あれで、仕事になっているのだろうかと。
客のつかない易者(占い師)という主旨で、川柳も詠んだことがある。いつも角度をかえて詠んでいるが、修行のために、この句あたりで打止めにしたほうがよいかもしれない。

「サンデー俳句王」はこれが今年初入選。去年は年間賞で石寒太賞をいただいたが、次は年間俳句王をめざしたい……と、十年言い続けているのだが。いずれにしても、今年もがんばりたいものである。

□本日落語二席。
◆露の新治「宿屋仇」(寄席チャンネル)。
深川江戸資料館、平成30(2018)年9月29日(NPO法人東北笑生会主催「露の新治落語会」)。

◆『笑点』大喜利:桂歌丸(司会)/三遊亭小遊三・三遊亭好楽・林家木久扇・春風亭昇太・六代目三遊亭円楽・林家たい平(BS日テレ『笑点 火曜なつかし版』)。
後楽園ホール、平成23(2011)年12月4日OA(『笑点』第2293回)。
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