□本日落語二席。
◆笑福亭喬介「時うどん」(MBSテレビ『らくごのお時間』春休みSP「コロナに負けるな!親子で笑える6つのお噺」)。
大阪茶屋町MBSちゃプラステージ、令和2(2020)年3月29日OA。
この御時世、例によって無観客公演である。さて、この公演が「コロナに負けるな」などと謳っているところを見ると、急遽企画されたものだったのか、それとも、もともと「春休みSP」して企画されたものだったか、やむなく無観客で行われることになったものか、微妙なところである。もちろん、演者にとっても、そのどちらであったにせよ、とまどいをおぼえる高座だったのではないだろうか。
◆笑福亭喬介「時うどん」(MBSテレビ『らくごのお時間』春休みSP「コロナに負けるな!親子で笑える6つのお噺」)。
大阪茶屋町MBSちゃプラステージ、令和2(2020)年3月29日OA。
この御時世、例によって無観客公演である。さて、この公演が「コロナに負けるな」などと謳っているところを見ると、急遽企画されたものだったのか、それとも、もともと「春休みSP」して企画されたものだったか、やむなく無観客で行われることになったものか、微妙なところである。もちろん、演者にとっても、そのどちらであったにせよ、とまどいをおぼえる高座だったのではないだろうか。
とくに、この喬介、台詞はこびに、奇態な声を出したり言葉づかいをしたりする特徴があるのだが、それは客がいてはじめて意味のあるものだったなあと思わせられるところがあった。
どんなにエキセントリックな演出をしても、客の反応がなく、ただただそこには静寂が漂うばかりである。やはり、こういうときは淡々と落語を語り、純粋に筋を聞かせることのおもしろさを伝えるべきものではなかったのかとか感じたしだいである。
どんなにエキセントリックな演出をしても、客の反応がなく、ただただそこには静寂が漂うばかりである。やはり、こういうときは淡々と落語を語り、純粋に筋を聞かせることのおもしろさを伝えるべきものではなかったのかとか感じたしだいである。
◆立川生志「幇間腹」(NHKラジオ第一『真打ち競演』)。
福岡県福岡市立中央市民センター、令和2(2020)年1月17日収録(2020年4月4日OA)。
福岡県福岡市立中央市民センター、令和2(2020)年1月17日収録(2020年4月4日OA)。