竹林亭白房

紅雀「いらちの愛宕詣り」@NHK上方落語の会(2024)★落語

□本日落語一席。
◆桂紅雀「いらちの愛宕詣り」(NHK大阪放送局『とっておき!朝から笑タイム』)。
NHK大阪ホール、令和6(2024)年6月6日収録(第446回「NHK上方落語の会」)。
紅雀は十年前の「NHK上方落語の会」でも、「いらちの愛宕詣り」を掛けている。平成26(2014)年5月8日(第341回「NHK上方落語の会」)である。
そのときに演じた際の内容のメモがないのは残念だ。というのも、今回聴いて、いらちの男が目的地の愛宕山へ向おうとし、間違って反対の方角へ行くという件(くだり)で、そこを祇園にしていたというのは、当時も同じだったかなと思ったからだ。

師匠の桂枝雀は、これを天神さんとして演る。他の上方の落語家はどうだったろう。ちょっと定かな記憶がない。そして、紅雀は、この間違った祇園へ来てしまったことを人に教えられて、いきなり「ぼかぁ~ん!」と言った。これは一瞬はて?と思ったが、その後すぐに祇園だと教えた人物が「ギオンが違います」と言ったので、祇園に擬音を掛けたギャグだとわかった。そして、「違う」と言われたことで、さらにたたみかけるように「ぼよよ~ん」と言いかえるギャグも。これはおもしろい。

天神さんじゃなくて祇園に言いかえてあるのは、こういう仕掛けがあったのかと。これは紅雀のオリジナルだろうか。とてもおもしろい。
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