竹林亭白房

笑利「千鳥の香炉」★落語

□本日落語三席。
◆桂三実「おあよろ」(BSよしもと『若手創作落語の会』#26)。
東京浅草雷5656会館、令和7(2025)年1月4日収録(「新春!若手噺家寄席~江戸落語と上方落語~」第一部)。

◆笑福亭笑利「千鳥の香炉」(BSよしもと『若手創作落語の会』#26)。
東京浅草雷5656会館、令和7(2025)年1月4日収録(「新春!若手噺家寄席~江戸落語と上方落語~」第一部)。
豊臣秀吉と石川五右衛門にまつわる千鳥の香炉を題材にした創作落語。ここで、伏見城の警護をしていたというシュウという人物がキーマンでおもしろい。

シュウは、襖を開けるにしても、開けたものをまたすぐ閉めないといけないから必要最小限だけ開けるとか、酒を飲んで酔ってもまたあとで醒めるのだからむだなだけなので酒を飲まないとか、独特の哲学を語る。
究極は石川五右衛門のかわりに捕縛されたシュウが、そのままだと処刑されるところだったのに、なぜ黙っていたのかと問われて、「人はいつか死にますのでね」と言うところ。これはなかなかシュールだ。

ラストの落げに至る件(くだり)もおもしろい。石川五右衛門の顏が仮装でめくるとシュウの顔をが出てき、実はさらにそれもめくるとやはり石川五右衛門の顏だったので、「面の皮が厚い」。最高!

◆笑福亭鶴光「木津の勘助」(NHKラジオ第一『真打ち競演』)。
NHK放送センター505スタジオ、令和7(2025)年1月14日収録※2月1日OA。
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