竹林亭白房

七代目松喬「蛇含草」★落語

□本日落語四席。
◆桂南海「まんじゅうこわい」(テレ朝チャンネル『WAGEIのじかん』#20)。
東京浅草木馬亭、令和6(2024)年12月28日OA。

◆桂文珍「老人と耳」(NHK総合『新春生放送!東西笑いの殿堂2025』)。
東京渋谷NHK112スタジオ、令和7(2025)年1月3日生放送。

◆柳亭小痴楽「両泥」(NHK総合『新春生放送!東西笑いの殿堂2025』)。
新宿末廣亭、令和7(2025)年1月3日生放送。

◆七代目笑福亭松喬「蛇含草」(NHK総合『新春生放送!東西笑いの殿堂2025』)。
DAIHATSU心斎橋角座、令和7(2025)年1月3日生放送。
今年が巳年であるのにちなんでこのネタを選んだようだ。それにしても、持ち時間が十分あるかないかといった尺でこれを?!……と思って聴くと、冒頭にマクラまで入れていた。いったいこれでどう構成するのだろうと。

したところ、本編前半の餅を食うプロットは全カットで、すでに餅を食い終ったあとという体から始めた。で、餅を食った男が壁にかかっていた蛇含草を見つけ、それをもらって帰宅するという展開。なるほど。

肝心の落げに至るプロットで、蛇含草は人が溶ける草というのは、落げ直前でさらりとそのことにふれ、餅が羽織を着て……として終えていた。この時間でやりきる型としてはあざやかだったろう。みごと。
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