□本日落語二席。
◆立川談志「二人旅」(NHK-Eテレ『おとなのEテレタイムマシン』)。
寄席若竹※昭和61(1986)年OA『落語特選』。
久しぶりに聴く立川談志家元の「二人旅」である。もともと上方落語「煮売屋」を四代目柳家小さんが、東京へ移植して成ったのが「二人旅」である。それを五代目柳家小さんが継承して以来、五代目小さん門下の落語家が多く手がけるようになって、東京落語全体に拡散していったと認識している。
しかし、談志家元の演る「二人旅」は、道中の二人でやりとりするなぞ掛けや都々逸の件(くだり)をとってみても、また、落げになる「ひとつせんめしありやなきや」のところに着目しても、もう最初から最後まで立川談志の創作した落語だとしか思えない。
昨今、「二人旅」自体を聴くことがあまりないように思うが、この談志作「二人旅」も立川流一門では継承されていないのだろうか。今のところ聴いたことがないのは残念である。
◆『笑点』特大号「昭和歌謡大喜利」:林家たい平(司会)/古今亭雛菊・春風亭かけ橋・桂三実・金原亭小駒・春風亭昇輔・柳家やなぎ/※座布団運び:昔昔亭昇(BS日テレ『笑点』特大号第513回)。
深川江戸資料館小劇場、令和6(2024)年12月10日OA。
◆立川談志「二人旅」(NHK-Eテレ『おとなのEテレタイムマシン』)。
寄席若竹※昭和61(1986)年OA『落語特選』。
久しぶりに聴く立川談志家元の「二人旅」である。もともと上方落語「煮売屋」を四代目柳家小さんが、東京へ移植して成ったのが「二人旅」である。それを五代目柳家小さんが継承して以来、五代目小さん門下の落語家が多く手がけるようになって、東京落語全体に拡散していったと認識している。
しかし、談志家元の演る「二人旅」は、道中の二人でやりとりするなぞ掛けや都々逸の件(くだり)をとってみても、また、落げになる「ひとつせんめしありやなきや」のところに着目しても、もう最初から最後まで立川談志の創作した落語だとしか思えない。
昨今、「二人旅」自体を聴くことがあまりないように思うが、この談志作「二人旅」も立川流一門では継承されていないのだろうか。今のところ聴いたことがないのは残念である。
◆『笑点』特大号「昭和歌謡大喜利」:林家たい平(司会)/古今亭雛菊・春風亭かけ橋・桂三実・金原亭小駒・春風亭昇輔・柳家やなぎ/※座布団運び:昔昔亭昇(BS日テレ『笑点』特大号第513回)。
深川江戸資料館小劇場、令和6(2024)年12月10日OA。