□本日落語三席。
◆入船亭扇遊「木乃伊取り」(TBSチャンネル『落語研究会』)。
東京三宅坂国立劇場小劇場、令和4(2022)年10月26日(第652回「TBS落語研究会」)。
◆露の都「子は鎹」(ABCラジオ『日曜落語なみはや亭』)。
神戸喜楽館、令和5(2023)年5月4日(「元気寄席」夜席)。
四十分弱ほどの高座だったろうか。ただ、マクラに二十分近く費やしていた。それは、「子は鎹」にちなんだ家族の噺が選ばれていたが、はじめから二十分ほども語るつもりだったのか、それとも、語っているうちにどんどんとまらなくなって二十分近くになったものか、このへんの差異がわからくなってしまうのが、露の都流落語という気もする。
本当だったら、本編に三十分か、それこそ四十分かけてもおかしくないネタだが、なんだか二十分程度にうまくまとまってしまうのが不思議な感じだ。
この落語は、三分の一くらいが女の言動と心理を描く。だから、女流落語家が演るにはとてもよくあっている。そして、露の都なら、熊五郎を演じる部分もさほど違和感がない。こういうところは弟子の露の紫にも受け継がれている。いや、受け継いだのかどうかはわからないけれど。
◆『笑点』大喜利:春風亭昇太(司会)/三遊亭小遊三・春風亭一之輔・林家たい平・林家木久扇・三遊亭好楽・桂宮治(日本テレビ『笑点』第2863回)。
後楽園ホール、令和5(2023)年4月22日収録(6月4日OA)。
◆入船亭扇遊「木乃伊取り」(TBSチャンネル『落語研究会』)。
東京三宅坂国立劇場小劇場、令和4(2022)年10月26日(第652回「TBS落語研究会」)。
◆露の都「子は鎹」(ABCラジオ『日曜落語なみはや亭』)。
神戸喜楽館、令和5(2023)年5月4日(「元気寄席」夜席)。
四十分弱ほどの高座だったろうか。ただ、マクラに二十分近く費やしていた。それは、「子は鎹」にちなんだ家族の噺が選ばれていたが、はじめから二十分ほども語るつもりだったのか、それとも、語っているうちにどんどんとまらなくなって二十分近くになったものか、このへんの差異がわからくなってしまうのが、露の都流落語という気もする。
本当だったら、本編に三十分か、それこそ四十分かけてもおかしくないネタだが、なんだか二十分程度にうまくまとまってしまうのが不思議な感じだ。
この落語は、三分の一くらいが女の言動と心理を描く。だから、女流落語家が演るにはとてもよくあっている。そして、露の都なら、熊五郎を演じる部分もさほど違和感がない。こういうところは弟子の露の紫にも受け継がれている。いや、受け継いだのかどうかはわからないけれど。
◆『笑点』大喜利:春風亭昇太(司会)/三遊亭小遊三・春風亭一之輔・林家たい平・林家木久扇・三遊亭好楽・桂宮治(日本テレビ『笑点』第2863回)。
後楽園ホール、令和5(2023)年4月22日収録(6月4日OA)。