竹林亭白房

左談次「阿武松」★落語

□本日落語一席。
◆立川左談次「阿武松」(寄席チャンネル『粋 らくご』)。
渋谷〔EURO LIVE〕、平成29(2017)年9月12日(「渋谷らくご」立川左談次落語家生活五十周年記念特別興行⑤~左談次一門会に扇遊登場~)。
マクラで病気の調子が云々ということを言っていたが、この高座が他界する半年前のものであることを考えると、心にしみる。ちなみに、この五日間特別興行の三日めのものは、以前WOWOWの「はやおき落語」で演っていた。できれば、あと初日・二日め・四日めの高座もぜひ聞きたいものである。

一席終えて、すこし話すのは師匠立川談志流か。左談次は「ところどころあやしいところも……」と言ったが、何かしくじったところがあっただろうか。
板橋の宿屋の旦那が、関取の錣山に阿武松を紹介するプロットで、旦那が錣山に向って阿武松の食う分の米は自分が仕送りすると言うも、それを錣山がことわるという一節があるのだが、左談次は、それを演っていなかった。さて、これは、左談次のくふうなんだろうか、それとも、言い忘れというしくじりなんだろうか。今となっては、もうわからないことになる。
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