□本日落語一席。
◆笑福亭鉄瓶「お花半七馴れ初め」(J:COMテレビ『J:COM寄席』)。
DAIHATSU心斎橋角座、令和4(2022)年1月1日(生放送「新春揃踏角座落語づくしの会」)。
「宮戸川」である。もう多くの落語家が後半の宮戸川が出てくるところまで演らないので、「宮戸川」と称して前半だけを演ることがおかしいと思った演者だと、この演目になるということか。
また、宮戸川は東京なので上方の落語家が「宮戸川」で演るというのもおかしなことでもあるか。ちなみに、上方の落語家でこれを「宮戸川」として演っているのは、月亭方正、それと、笑福亭恭瓶が「宮戸川 上方編」として演っているのを聞いた。
東京の落語家は、前半だけでもほとんど「宮戸川」として演っているようだ。今のところ、東京の落語家で「お花半七」と出したのは、三遊亭圓窓、そして、七代目春風亭柳枝(SPレコード)くらいしか知らない。
鉄瓶の「お花半七馴れ初め」は二年前に一度聞いている(第392回「NHK上方落語の会」2019/1/10)。たぶん内容にさほどかわりはないだろう。
男女の恋の発端を物語るものとして演じられるというのだったら、べつに東西の相違なく普遍的なものとして聞けるはずだ。そして、固有名の「宮戸川」とも関係なく。
ただ、どうもこの落語を上方の噺として聞くことに若干の違和感があるのは、上方落語にこういう純愛的な落語が少ないから(他に何かあったっけ?)ではないかと思う。
◆笑福亭鉄瓶「お花半七馴れ初め」(J:COMテレビ『J:COM寄席』)。
DAIHATSU心斎橋角座、令和4(2022)年1月1日(生放送「新春揃踏角座落語づくしの会」)。
「宮戸川」である。もう多くの落語家が後半の宮戸川が出てくるところまで演らないので、「宮戸川」と称して前半だけを演ることがおかしいと思った演者だと、この演目になるということか。
また、宮戸川は東京なので上方の落語家が「宮戸川」で演るというのもおかしなことでもあるか。ちなみに、上方の落語家でこれを「宮戸川」として演っているのは、月亭方正、それと、笑福亭恭瓶が「宮戸川 上方編」として演っているのを聞いた。
東京の落語家は、前半だけでもほとんど「宮戸川」として演っているようだ。今のところ、東京の落語家で「お花半七」と出したのは、三遊亭圓窓、そして、七代目春風亭柳枝(SPレコード)くらいしか知らない。
鉄瓶の「お花半七馴れ初め」は二年前に一度聞いている(第392回「NHK上方落語の会」2019/1/10)。たぶん内容にさほどかわりはないだろう。
男女の恋の発端を物語るものとして演じられるというのだったら、べつに東西の相違なく普遍的なものとして聞けるはずだ。そして、固有名の「宮戸川」とも関係なく。
ただ、どうもこの落語を上方の噺として聞くことに若干の違和感があるのは、上方落語にこういう純愛的な落語が少ないから(他に何かあったっけ?)ではないかと思う。