□本日落語一席。
◆三代目桂伸治「ちりとてちん」(NHK-Eテレ『日本の話芸』)。
東京渋谷NHK放送センター、令和5(2023)年6月9日収録。
オープニングのトークによると、三代目伸治はこの「ちりとてちん」を桂文朝に教わったとのこと。文朝の名跡は、東西にわたっていて、代数もちょっとめんどうだが、たぶん順当に考えて、昭和30年代以後、東京で活躍した、一般に二代目と言われている桂文朝のことと思われる。
その二代目桂文朝の師匠は、東京で活動し続けた上方の落語家二代目桂小南(前名は山遊亭金太郎)である。してみると、二代目桂文朝のもっていた「ちりとてちん」は、師匠二代目小南からの、上方仕込みの「ちりとてちん」だったのだろうか。
ただ、今日聞いた伸治の「ちりとてちん」は、長崎名物でなく台湾名物とも言っていたので、どちらかというと、東京寄りの「ちりとてちん」のようにも思えたが。
いずれにしても、東西の「ちりとてちん」の相違を明確に頭のなかで整理できているわけでないので、ここらあたりのことは一度ちゃんと整理しておく必要がある。
◆三代目桂伸治「ちりとてちん」(NHK-Eテレ『日本の話芸』)。
東京渋谷NHK放送センター、令和5(2023)年6月9日収録。
オープニングのトークによると、三代目伸治はこの「ちりとてちん」を桂文朝に教わったとのこと。文朝の名跡は、東西にわたっていて、代数もちょっとめんどうだが、たぶん順当に考えて、昭和30年代以後、東京で活躍した、一般に二代目と言われている桂文朝のことと思われる。
その二代目桂文朝の師匠は、東京で活動し続けた上方の落語家二代目桂小南(前名は山遊亭金太郎)である。してみると、二代目桂文朝のもっていた「ちりとてちん」は、師匠二代目小南からの、上方仕込みの「ちりとてちん」だったのだろうか。
ただ、今日聞いた伸治の「ちりとてちん」は、長崎名物でなく台湾名物とも言っていたので、どちらかというと、東京寄りの「ちりとてちん」のようにも思えたが。
いずれにしても、東西の「ちりとてちん」の相違を明確に頭のなかで整理できているわけでないので、ここらあたりのことは一度ちゃんと整理しておく必要がある。