竹林亭白房

たま「誉田屋」★落語

□本日落語六席。
◆瀧川鯉八「厚化粧」(NHK総合『林家正蔵の演芸図鑑』)。
東京渋谷NHK放送センター、令和6(2024)年3月3日OA。

◆桂りょうば「桃太郎」(ABCラジオ『上方落語をきく会』)。
大阪日本橋国立文楽劇場、令和6(2024)年3月3日※生放送(第122回「上方落語をきく会」昼の部)。

◆笑福亭鉄瓶「替り目」(ABCラジオ『上方落語をきく会』)。
大阪日本橋国立文楽劇場、令和6(2024)年3月3日※生放送(第122回「上方落語をきく会」昼の部)。

◆笑福亭たま「誉田屋」(ABCラジオ『上方落語をきく会』)。
大阪日本橋国立文楽劇場、令和6(2024)年3月3日※生放送(第122回「上方落語をきく会」昼の部)。
従来の型は、番頭の久七が、お店(たな)のお嬢さんのお花が死んだ墓を掘り起こして、そこに埋められた三百両という金を奪って出奔するというインモラルな内容を物語るものだが、たまは、そのインモラルな部分を多少アレンジして陰惨な要素を緩和して演じていた。

落げも、誉田屋夫婦と、夫婦になって男子をもうけたお花・久七とが江戸で再会する場面で、誉田屋夫婦が「盆と正月がいっぺんに来たみたいや」と言うと、「ぼん(=男子)とお花がいっしょに来た」と言う形にかえていた。
本来の落げは(再会がかなったのは)「観音さんのおかげ」である。これは江戸で浅草の観音に参詣したことと、昨夜まで泊った安宿の布団に虱(=観音)がいたことを掛けたものである。確かに、この落げはかえて正解だったと思う。

◆笑福亭銀瓶「胴乱の幸助」(ABCラジオ『上方落語をきく会』)。
大阪日本橋国立文楽劇場、令和6(2024)年3月3日※生放送(第122回「上方落語をきく会」昼の部)。

◆『笑点』大喜利:春風亭昇太(司会)/三遊亭小遊三・春風亭一之輔・林家たい平・林家木久扇・三遊亭好楽・桂宮治(日テレ『笑点』第2900回)。
岡山芸術創造劇場ハレノワ大劇場、令和6(2024)年2月17日収録※3月3日OA。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「日記」カテゴリーもっと見る