□本日落語二席。
◆三遊亭兼好「生きている小平次」(TBSチャンネル『落語研究会』)。
東京三宅坂国立劇場小劇場、令和4(2022)年10月26日(第652回「TBS落語研究会」)。
怪談噺である。かつて誰かで聞いたはずだかなあと思って、過去の鑑演記録を調べてみたが出てこなかった。もしかしたら、記録をつける2005年以前だったかもしれない。聞いているとすると、誰だろうとネット検索すると、八代目林家正蔵と六代目三遊亭圓生の口演があると知る。六代目圓生と彦六の正蔵ならさもありなんと思ったが、確かに聞いたという自信がない。
で、かすかな記憶とネット検索の情報をたどっているうちに、これが映画で『生きてゐる小平次』という作品としてあることを知り、そういえばこれを見ていたのを落語として聞いたと勘違いしていたかもしれないと思いなおした。いや、わからない、落語も実際に聞いているかもしれないが。
いずれにしても、軽めの楽しい噺を手がけることが多い兼好が、このような重厚な怪談噺を演じるというのはめずらしいことだ。このときはマクラもなし。舞台の証明を落して、着座するなり即本ネタに入った。なかなか凄みをきかせて良い一席だった。
◆桂慶治朗「皿屋敷」(NHK総合『新春生放送!東西笑いの殿堂2024』)。
東京渋谷NHK112スタジオ、令和6(2024)年1月3日生放送。
◆三遊亭兼好「生きている小平次」(TBSチャンネル『落語研究会』)。
東京三宅坂国立劇場小劇場、令和4(2022)年10月26日(第652回「TBS落語研究会」)。
怪談噺である。かつて誰かで聞いたはずだかなあと思って、過去の鑑演記録を調べてみたが出てこなかった。もしかしたら、記録をつける2005年以前だったかもしれない。聞いているとすると、誰だろうとネット検索すると、八代目林家正蔵と六代目三遊亭圓生の口演があると知る。六代目圓生と彦六の正蔵ならさもありなんと思ったが、確かに聞いたという自信がない。
で、かすかな記憶とネット検索の情報をたどっているうちに、これが映画で『生きてゐる小平次』という作品としてあることを知り、そういえばこれを見ていたのを落語として聞いたと勘違いしていたかもしれないと思いなおした。いや、わからない、落語も実際に聞いているかもしれないが。
いずれにしても、軽めの楽しい噺を手がけることが多い兼好が、このような重厚な怪談噺を演じるというのはめずらしいことだ。このときはマクラもなし。舞台の証明を落して、着座するなり即本ネタに入った。なかなか凄みをきかせて良い一席だった。
◆桂慶治朗「皿屋敷」(NHK総合『新春生放送!東西笑いの殿堂2024』)。
東京渋谷NHK112スタジオ、令和6(2024)年1月3日生放送。