竹林亭白房

菊之丞「寝床」★落語

□本日落語一席。
◆古今亭菊之丞「寝床」(NHK-Eテレ『日本の話芸』)。
東京江東区文化センター、令和4(2022)年7月1日収録(「東京落語会」)。
菊之丞の「寝床」を聞くのは二度め(たぶん)。以前聞いたのは、紀尾井小ホールでの独演会の高座だ(2019年8月4日「菊之丞温泉~其の八~」)。もしかすると、それ以前にもまだ聞いているかもしれないが。

オープニングトークで、菊之丞はこのネタを亡くなった八代目橘家圓蔵から教わったと言っていた。その際に、圓蔵が談志から教えてもらったギャグ(「山手線の運転手はどうなった?」「まだ山手線をぐるぐるまわってまだ駅に着きません」/「海老一染之助染太郎はどこ行った?」「今弔いの席でおめでとうございまいすと言って張り倒されてます」)があるんで、菊之丞にも使っていいぞと言った由。しかし、菊之丞は今使えないと。
また、「寝床」の旦那が機嫌をなおしていく演出は、菊之丞の師匠である先代圓菊の継承であると言った。

ちなみに、ネット上に圓蔵の「寝床」があったので聞いてみたところ、「落語家という商売は、ここで良いという終りがない。終りがないのは落語家と山手線の運転手だ」というギャグを言っていた。

ちょっと意外だったのは、今回『日本の話芸』に古今亭菊之丞が初出演だということ。菊之丞ほどの経歴と実力のある落語家がなんで?何か特別な理由でもあったのだろうか。
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