竹林亭白房

昇太「二番煎じ」★落語

□本日落語三席。
◆春風亭昇太「二番煎じ」(NHK-Eテレ『日本の話芸』)。
東京虎ノ門ニッショーホール、令和2(2020)年1月17日収録(第727回「NHK東京落語会」)。
昇太の「二番煎じ」は今回が二回め。以前はもう七年も前になる。読売テレビ『平成紅梅亭』東西特選落語会である。森之宮ピロティホール、平成25(2013)年3月5日収録。

「二番煎じ」というと、つい先日、林家菊丸のを聞いて、近所の赤犬が吠える件(くだり)がないという点を記したが、昇太のこれも同じだった。ただ、2013年の高座でもそうだったかどうかはわからない。
わかるのは、以前も今回も「宗助さ~ん」のギャグを入れていないことである。「宗助さ~ん」のギャグを入れないというのは、本編の贅肉を削ぎ落そうという方針なら、以前も赤犬の「バンバン」は入れていなかっただろう。

それにしても、菊丸と昇太という、東西の落語家で赤犬の「バンバン」を演らない型で共通しているというのは、ちょっとおもしろい。この二人に何か共通点でもあるのだろうか。

◆古今亭志ん朝「火焔太鼓」(衛星劇場『衛星演芸招待席』※名人傑作選)
※NHK総合『落語』昭和61(1986)年6月28日OA。

◆桂ざこば「米朝の思い出話」(読売テレビ第107回『平成紅梅亭』※「桂米朝五年祭」後編)。
読売テレビ新社屋1階10ホール、令和2(2020)年1月22日収録(3月3日OA)。
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