最近の映画の全体のキーワードとして、
「自分の気持ちを素直に相手に伝える」ってものが多いのかなぁと
思っています。
この「恋空」もそうですよね・・・。
これは、経験をもとに書かれたケータイ小説がもとになった
映画なんだそうです。
観客は女の人が圧倒的に多かったです。
そして、後半はずっと泣き声が・・・。
しゃくりあげて泣いている人もいて、それが気になって私はそこまで
感情移入してみることができなかったんですけど、
でも、熱い思いに途中はなってしまってましたね。
ベタといえば、ベタなんだけど、
恥ずかしがらず、ベタな台詞が言えることって私は大切に思える。
態度で好きと分かっていても、やっぱりちゃんとした言葉での
表現もほしいですよね。
しかし、川のようなヒロと、海のような優。
ここで出てくる優は以前にここで話した「いい人」的存在ですね。
いや、切ない。
どんなに愛しても、相手の心には誰かがいるって辛いですよね。
そして、本当に相手を思うから諦めるっていう優の行動も切なかったですね。
けど、ヒロもそれ以上に切ない行動してるんですよね。
相手を思ってゆえなんだけど。
・・・でも、思うんだけど、相手を思ってって、結局は相手を傷つけることが
多いように思います。
だって、その人が好きで、その人と一緒にいるのが幸せなんだから。
身をひかれることが一番辛いですよね。
それがいくら、自分を思っての行動だったとしても。
望むのはその人とどんな逆境に陥ろうが、一緒にいて一緒にいろいろな
ことを乗り越えていきたい・・・っていうのが、本当だと私は思います。
何年たってもこの考えはやっぱ変わらないなぁ、自分。
あれだけ堂々とみんなの前で好きだってことを表現できるのは
うらやましくも思いましたけど。
過去、それをして失ったものもあるので・・・
それに対しては臆病になっているかな、自分。
けど、堂々としていたからゆえの嫉妬はかってますよね、映画も。
そういう意味でも、どうがいいのか・・・なんて難しいですが、
でも、とにかく、好きだと思うなら、それを表現してはいきたい。
結果が悲惨になるとしても、黙ったまま思い続けてあやふやにしてしまう
よりは、絶対に後悔ないように想いは伝えていきたいと思う。
それで駄目ならすっきりもするしね。
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