福岡タワーとの対話

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モーツアルトの「ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488」第3楽章を聴き比べる(その4、ひとまず完)

2016年12月30日 07時42分39秒 | 音楽、聴き比べ
2016年12月30日金曜日、美しい朝焼けで夜が明けましたが、天候は「ところにより曇り」を表示。
午前7時30分現在時外気温0℃湿度94%、南南東の風1m/s。
年末休暇三日目、今日もボーっとした一日になるか。

モーツアルトのピアノ協奏曲K.488聴き比べの4回目。
男性ピアニスト二人に弾いてもらいましょう。


Mozart: Piano Concerto #23 In A, K 488 - 3. Allegro Assai
Richard Goode: Orpheus Chamber Orchestra
ピアノ:リチャード・グード
管弦楽:オルフェウス室内管弦楽団
録音:1981年12月、ニューヨーク、RCAスタジオ

管弦楽は好きなオルフェウス室内管弦楽団です。
リチャード・グードと言うピアニストは初めてでして、オルフェウスの伴奏と言うことで聴いてみました。
特にこれと言って無いんですが、無難な演奏で安心できるかな。



Eric Heidsieck (pf); Hans Graf / Das Mozarteum Orchester Salzburg
ピアノ:エリック・ハイドシェック
指揮:ハンス・グラーフ
管弦楽:モーツァルテウム管弦楽団
Recording on April 3, 4. 1993 at Mozarteim Grober Saai, Salzburg

聴き比べたピアニストの中で最も高速です。
速射砲のような打鍵、キレの良い余韻。
内に持つ毅然さのようなものが次第に姿を現す、といったような演奏。
指揮のグラーフは、ピアニストに引っ張られて行きますね。
1936年生まれのハイドシェック57歳、グラーフ44歳時の演奏です。
アルフレッド・コルトーの愛弟子の一人であり、ヴィルヘルム・ケンプの薫陶も受けている。
いずれも妥協を許さない師匠であり、ハイドシェックの演奏に色濃く残るそれらの影響。
孤高、峻厳なピアノには、逝った師匠への賛歌があるのか。
他にも聴いてみたいピアニストの一人ですね。

モーツアルトのピアノ協奏曲第23番イ長調K.488、全曲では無く第3楽章のみの聴き比べ。
ひとまず今回で完としたい。
新しいアルバムを入手したら別の機会に取り上げてみたい。


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