これは、伊藤若冲さんの別号です。
晩年、生活に困った若冲さんが
自分の絵と米一斗と交換したことから付けられた別称です。
天明の大火で焼け出され、大阪へ逃れるまで
ずっと彼が暮らしていた京都には、美術館はもちろん
お寺にも彼の傑作が大切に保管されていて、
縁の深いお寺には、お墓まであります。
相国寺はそんなお寺の1つで、
現在宮内庁が所蔵している、あの有名な『動植綵絵』は
最初は相国寺へ寄贈されたものだったといわれています。
今そこに隣接している承天閣美術館では、
「金閣寺と銀閣寺の寺宝展」をやっていて
若冲さんの作品を見ることができます。
ここの美術館は、入り口で靴を脱ぐんですけど、
それがまたイイ。
なんか“京都”って感じで。
でもって、柔らかいじゅうたんの感触が足に心地いい。
入って小さな受付と売店を抜けると
重厚な自動扉がある。
中はほんのり薄暗い。
その中にありました。
伊藤若冲、奇才と呼ばれた天才画家の絵が。
― 息をのむ ―
まさしくこの時の私でした。
なんだろ・・・何て言ったら伝わるかな・・・・・
うーん・・
例えば、富士山からご来光を見るような(見たことないけど)
アフリカの大草原に沈む夕日をみるような(行ったことないけど)
なんかこう・・圧倒的な“何か”(例えば私にとっては自然だったりするんだけど)を目の当たりにしたときって、
なんかもう「こうさ~ん(降参)」ってならない? 笑
相手がデカすぎて、自分が小さすぎて
思わず「ははっ」って笑っちゃうみたいな。
なんかね、若冲の絵はそんな感じだった。(わかりづらっ)
ラッキーなことに、若冲の絵のまん前に
クッション付きの長いすが置いてあって
私はずーーーーーーーーーーーーーっと
本当にずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと
そこに座って若冲を見てた。
で、私の頭の中に浮かんできた一文字。
「生」
若冲の絵は「生」きているんだって。
動物だけじゃない。
描かれている草木、花、雲や岩までも
みんな「生」に満ちている。
私はこの圧倒的な「生」にやられてたんだって。
若冲の彩色はもちろんスゴイんだけど、
墨だけで書いた絵がもっとすごい。
なんていうかな・・・
体温を感じるていうか・・・
鳥の胸のとこに生えてる毛があるじゃない?
その毛の下の羽毛まで感じられるっていうか、
もっとゆうたら、
その羽毛の温かさまでわかるっていうか。
比べるもんじゃないのはわかってるけど、
奈良さんの作品はね、
胸の一番やらかいトコを
きゅぅぅぅ~・・ってつかまれる感じ。
で、そのあとジ~ンみたいな。
若冲は、あったかい衝撃波を体全身で受ける感じ。
で、背中がほわ~んみたいな。
(はぁ~・・この貧弱な私のボキャブラリー、何とかならんか!)
と・に・か・く!
本当にヨカッタ。
癒されたよ~。
でもって私、決めました。
4月に静岡である『若冲アナザーワールド』
行きます!
えぇ、行きますとも。
絵を描くこと以外、なんっにも興味がなかった若冲さん。
私と違い(当たり前だって)酒も飲まず、
芸事や女遊びも一切なし。
結局結婚もせず、生涯独身だったらしい。
なんてエキセントリックでストイック。
なんかさ、ここまで極端じゃないにしろ、
奈良さんもちょっと似てるよね。
やっばいなぁ~・・
ハマるわけだ~・・・(笑)
晩年、生活に困った若冲さんが
自分の絵と米一斗と交換したことから付けられた別称です。
天明の大火で焼け出され、大阪へ逃れるまで
ずっと彼が暮らしていた京都には、美術館はもちろん
お寺にも彼の傑作が大切に保管されていて、
縁の深いお寺には、お墓まであります。
相国寺はそんなお寺の1つで、
現在宮内庁が所蔵している、あの有名な『動植綵絵』は
最初は相国寺へ寄贈されたものだったといわれています。
今そこに隣接している承天閣美術館では、
「金閣寺と銀閣寺の寺宝展」をやっていて
若冲さんの作品を見ることができます。
ここの美術館は、入り口で靴を脱ぐんですけど、
それがまたイイ。
なんか“京都”って感じで。
でもって、柔らかいじゅうたんの感触が足に心地いい。
入って小さな受付と売店を抜けると
重厚な自動扉がある。
中はほんのり薄暗い。
その中にありました。
伊藤若冲、奇才と呼ばれた天才画家の絵が。
― 息をのむ ―
まさしくこの時の私でした。
なんだろ・・・何て言ったら伝わるかな・・・・・
うーん・・
例えば、富士山からご来光を見るような(見たことないけど)
アフリカの大草原に沈む夕日をみるような(行ったことないけど)
なんかこう・・圧倒的な“何か”(例えば私にとっては自然だったりするんだけど)を目の当たりにしたときって、
なんかもう「こうさ~ん(降参)」ってならない? 笑
相手がデカすぎて、自分が小さすぎて
思わず「ははっ」って笑っちゃうみたいな。
なんかね、若冲の絵はそんな感じだった。(わかりづらっ)
ラッキーなことに、若冲の絵のまん前に
クッション付きの長いすが置いてあって
私はずーーーーーーーーーーーーーっと
本当にずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと
そこに座って若冲を見てた。
で、私の頭の中に浮かんできた一文字。
「生」
若冲の絵は「生」きているんだって。
動物だけじゃない。
描かれている草木、花、雲や岩までも
みんな「生」に満ちている。
私はこの圧倒的な「生」にやられてたんだって。
若冲の彩色はもちろんスゴイんだけど、
墨だけで書いた絵がもっとすごい。
なんていうかな・・・
体温を感じるていうか・・・
鳥の胸のとこに生えてる毛があるじゃない?
その毛の下の羽毛まで感じられるっていうか、
もっとゆうたら、
その羽毛の温かさまでわかるっていうか。
比べるもんじゃないのはわかってるけど、
奈良さんの作品はね、
胸の一番やらかいトコを
きゅぅぅぅ~・・ってつかまれる感じ。
で、そのあとジ~ンみたいな。
若冲は、あったかい衝撃波を体全身で受ける感じ。
で、背中がほわ~んみたいな。
(はぁ~・・この貧弱な私のボキャブラリー、何とかならんか!)
と・に・か・く!
本当にヨカッタ。
癒されたよ~。
でもって私、決めました。
4月に静岡である『若冲アナザーワールド』
行きます!
えぇ、行きますとも。
絵を描くこと以外、なんっにも興味がなかった若冲さん。
私と違い(当たり前だって)酒も飲まず、
芸事や女遊びも一切なし。
結局結婚もせず、生涯独身だったらしい。
なんてエキセントリックでストイック。
なんかさ、ここまで極端じゃないにしろ、
奈良さんもちょっと似てるよね。
やっばいなぁ~・・
ハマるわけだ~・・・(笑)